先日、NHKで六本木マハラジャが再開した事のニュースが流れていました。
現在、50代前半の遊び人の方々から俄かにブームになり、バブルが弾ける40代前半位の方であれば一度は遊びに行った経験はないでしょうか。
当時、私はキサナから始まり(いろいろ伝説も作りました)、ナバーナ、マジック、ジュリアナと遊び場の流れは変わっていきましたが当時、六本木は今とは違いちょっと敷居が高かったように思います。当然、自分が若い事もありますがが・・
外資系企業ビジネスマン、医科大生が多く、本当にちょっとリッチな場だったかも知れません。
その後に、田中先生の「なんとなくクリスタル」が出てからちょと年齢層が低くなったような気がします。とは言っても本当のお嬢さん達は情報に敏感で結構前から遊んでいましたね。友達の子達は殆ど、名門女子(短)大の子達が多かったです。自宅から通っている子が殆どであまり地方から出て来た寮の子はいなかったように思います。今は皆さんどうしているんでしょうか。
DISCOの転換期となったのが1988年1月に起こった「トーリア」の照明落下事故。
ビジネスエリートはこの時期を境に遊び離れていったかと思います。
ちなみに、私が本当にハウスミュージックという音楽、ダンスを楽しめた最後の店は「GOLD」ではないかと思ってますが皆さん如何でしょう。。(白金のダンステリアという大人の隠れ場は別扱いでありますが・・)
その後に建ったジュリアナ。ここははっきり言ってハウスミュージックを楽しむ場ではないです。
でも、勢いでバブル終息期ジュリアナが盛り上がりました。私はあまり好きではありません。何故なら下品だったから。昔からの仲間がいるので何度かは付き合いでいきましたが。(VIP席は中々いいものです)
話がそれてしまいました。
さて、この時代の遊び人の事をNHKでは本物趣向の40代と取り上げ取材していました。
確かに、一流ブランドの服装、バックを持ちお金を掛けていたように思います。
でも、皆が本物趣向かというとちょっと失礼ですが、疑問があります。
外国の方から見ると、日本の20代の女性がlouisvittonやchanelのバックを持っている事に違和感があると言う事は良く言われます。自分達が買えなかったり、持ってないから言っているのではありません。一流の製品は一流と言われる由縁があり、製品そのものに品格があります。
どこにもTPOにあった装飾品があり、古い言葉で言うと「身の丈にあった(持ち物)」がその方に相応しいかどうかではないでしょうか。
とは言っても、本当に見る目を持った本物趣向の方々も多いのは事実でしょう。なぜならば、身の回りに世界の一流品を持つ方々が一番多くいる世代であり、実際に手に取って見比べる事ができた時代だからだと思っています。(当然、偽物で苦労された方もおり、見る目は養っていったものと思います。)
私が本当に本物趣向だなと関心させられる方は、シックで落ち着きのある、スタンダードな物を好まれている方が結構多いです。飽きのこないデザインというのでしょうか。
本当にお金のある方はさりげなく、品良く、目立たない所にお金を掛け、「お洒落」を楽しんでいるというものを学ばせて頂いたように思います。一生ものですものね。
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