マンション続きでもう一つ
マンションのモデルルームを訪問された方もとても多くいらっしゃると思います。
壁紙などはある程度のサンプルから決められるかと思いますが、実は中国などでは内装が何もない状態で販売されるのが一般的です。日本は予め、販売業者によって内装デザインが決められ、逆に変更できる部分が少なく不満点も多いのではないでしょうか。でも皆さん、建築の知識も限られている中でコンクリート打ちっぱなし(続にいうスケルトン渡し)の状態から部屋の導線計画や設備の選択などどの程度の方ができるでしょうか?これは文化の違いで、購入者が内装をコーデイネートする事が常識ならば、そのような業者が存在し、ユーザー自身も何かしら勉強するでしょう。
そんな文化の違いから海外では内装設計専用のCADがとても多くあります。
日本でもリフォームが普及されつつあり、業者のHPでも施工後の写真などがHPに多くアップされています。しかし、自分の住まいをこれから設計するとなると他の事後の写真ではイメージも結構異なりますよね。
海外ではそんな、意思疎通用のツールとして内装専用CADの需要があります。
日本でも、リノベーション、リフォームの話題が多くなっており、トラブル防止の観点から導入が少しずつ増えだしているようです。
私も仕事の関係上多くのベンダーのCADを使いますが、「マイシーンデザイナー」という製品に興味を持っています。イラスト(まんが)レベルな3Dを再現できるCADは多数ありますが、内装を写真レベルで再現できるCADは限られています。それと値段も手頃?かと。
まあどんなすばらしいCADがあったとしても、購入者がどんな生活スタイルを構築したいかが明確にならないとプランナーの作業が進まないので必要な事はしっかいとコンセプト、やりたい事を明確にしましょう。もう一つアドバイスですが、どんなにすばらしい内装材質を使ったとしても非常に大切な事は照明計画です。
重要なのは
①色温度(色温度で室内の空間演出度、リラックス度が大きく異なります)
各照明機器メーカーでも同じ照明器具で通常3種類の温度設定品番を用意されています。
②照明方法(間接、直接方法など)
③照明機器(拘りが冴え、一生物なのでここにはお金を掛けましょう)
この辺はカラーコーデイネータの仕事ですね。
商業施設の店舗設計は照明専門の設計が必ず参画します。
マイシーンデザイナー
http://my-scene.jp/
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