ページ

2015年10月20日火曜日

30年前に無かった仕事、2050年 35年後の仕事予想

2020年はオリンピックの話題で一杯だが、何となく今の社会とそんなに大きく変わっていない気がする。私は今年で53歳になるが、30年前の成人の頃、今の社会は正直想像できてなかった。

例えば、
携帯電話。その頃はまだ黒電話だった。
コンピュータ。コインゲームセンターでインベーダーなどに夢中になっていた時代。
ビジネスの世界ではNECのパソコンが相当売れていた。エプソンなんていう互換機もあった。大学の情報処理の授業ではコボル、フォートランなどの言語で紙パンチリーダーを使っていた時代。FDD(これ自体が死語?)は5インチDISKだった。HDDは20MBで20万の時代。GigaではありませんよMegaです。メモリも128Kで5万?
幾ら技術革新が進んでいると言ってもその業界にいた人々は翻弄された事であろう。

昔話しになってしまったけど、現代にはある商売でその時代には無かったであろうビジネスの話しに戻すと。

携帯電話ショップ
誰が一人1台持つ時代をその当時想像できていたであろうか。今の時代で言えば衛星通信の携帯を売る業者よりも夢を持った経営者が参画したのではないか。

WEBデザイナー
Internetが国内で普及し始めたのが1986年頃かと記憶している。但し、まだこの頃はモデムでNetscapeなどを利用していたように思う。
そんな時代動画なんてある訳ない。すべて静的サイト。サイト作成料も100万の単位であったと思う。ボロ儲けの時代です。

フリーター、フリーランス。
今の時代は認知されたけど、その当時は単に無職としか思われない時代だった。
就職ができず、ふらふらしている人、地方では肩身が狭かったに違いない。

CGデザイナ
illustrator,photoshopは1985年頃からあった。但し,自動車が買えるくらい高いMACでないと使えない。イラストレーターの方々も今の時代は社会にとって大切な人だが、その当時は「絵を描いている人」の扱いで社会的な地位は認められて無かったように思う。デジタルでは無い時代、どのようにイラスト制作していたかと言うと、本当にペンで書いていた。色はCOPICと言う水彩ペンがある。これが売れていた。そして同じデザインでも建築家はしっかりとした地位があった。デジタル化が進んで1990年以後だと思うが一気にデジタルで制作する方々の仕事の幅が広がっていったと思う。
3DCGをしている方(業者)も出始めたけど、ドル箱状態。大体が建築関連だった。出力はフイルム出力で銀塩に焼く方法が主であった。ネガ1枚10万そんな時代。

逆に現代になくて当時あった仕事は
大型メインフレーム機のCEと言う職業。カッコ良く言えばCEだが簡単に言えばメンテ要員。
IBM、富士通、NECなどメインフレーム機を作っているメーカーは本当に多くの技術者を採用した。仕事はメインフレームが売れるとそのメンテ要員としてフレームと一緒に派遣させる。残念ながら、機械の為に人が売られてしまう時代だった。

今思えば、時代の移り変わりの潮目だったように思う。

さて、過去の事は過ぎた事だ。これから30数年後どうなっているんだか考えたい。
ちょっと長くなったので次回考察していく事にする。


0 件のコメント:

コメントを投稿