私はさいたま市に住んでますが、新聞の折込チラシには毎週多くのマンションの案内が入ってきます。確かにベットタウンなので新築のマンションが多々建築されてますが、もっと大きな視点、マクロで不動産状況を見た時、今何が起こっているかご存知でしょうか。
十数年前までは160万戸/年の新築着工件数が、ここ数年で80万戸まで半減しています。
日本全体で見た場合、住居用不動産の総数は5800万戸と言われています。
問題はこの住居用不動産の空家率が毎年増大している事。全国平均では14%程度となっている。つまり、6件に1件は空家だという事。2020年には28%程度まで推移するのではないかとまで試算されています。要因の一つは少子化、高齢化による事。
こんなに空家問題が表面化している中であえてマンションを積極的に作っている背景としては、「新しさ」「最新の設備」からの需要があるからでしょうか?
空家問題が問題視される現在、大型新築マンションが増加する現象には何か不自然さを感じます。
又、買いたい方に水を差すような事は申しませんが、購入するにしてもそのマンションを買った後、本当にお金が必要になった時、その不動産処分を処分もしくは活用方法を考えなくてはならない時も発生するかも知れません。その時、自分の資産(購入された不動産)はいったい幾らの資産価値があるのか、現金化できるのかなども考えて購入された方が良いかもしれません。
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