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2013年10月14日月曜日

株式取引と不動産売買

証券会社と不動産業どちらも仲介業者です。
広い意味で言えばマッチングビジネスです。
現在の証券取引は電子決済が中心で株券自体を授受する事が無くなったので今一、リアル感を実感できないのですが、逆にバーチャルな世界だからこそ、金融行政監査などでシステムの健全さなどを担保される時代になりました。皆さんもスマホとか、PC上で決済し、システム上の講座で自己保有資産がリアルに把握されていると思います。
一方不動産取引は殆どが決済に伴い、現実の物件を取引するですよね。
(一部、不動産金融商品であるREITなどもありますが。)

さて、この株式取引と不動産取引を比べ業務システム上、特異とする点があります。
株式取引では「成り行き」売買というものが正式な形で存在します。
不動産取引でも「指値」というものはありますが、幾らで売買するか判らない取引をシステム上で決済するというのは簡単な事のように見えてシステム設計上は非常に難しい事となります。
だって、デジタルの処理に判断基準の無い処理をさせるからです。
新築のマンション購入時も複数人の申し込み時は早いもの順か、抽選で決まるのが一般的ですが、オークション的に価格競り合いで決定する物件もあるのでしょうか。
株も単位株程度であれば、問題ありませんが、10万株以上の大口売買であれば、腹を決めるのに勇気がいりますよね。

今、最も勢いがあり注目されている不動産企業があります。
経営者の方は外資系証券会社の投資コンサルの方で、金融システムの客観的評価基準と透明性、システム信頼性を取り入れた不動産取引をされております。
他業種の方が考えられたビジネスモデルは斬新であり、将来性を感じます。

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