「パブロとブルーノ」の物語をご存知ですか?
経営学や権利収入の説明でよく出てくる話です。
この話しは人の生き方を現しています。
仕事の分類ですが、仕事は2つに分けられるそうです。
「労働提供型」と「資産構築型」
労働提供型の仕事は労働する事で賃金(お金)を得ます。
労働行為で毎日毎日汗を流し、その対価として収益を上げます。
パブロは毎日汗を流し、水を運んでいた労働者です。
もう一方のブルーノですが、同じくパブロと同じ村で一緒に働いていた男性です。
パブロは毎日働いてある事に気が付きました。
パイプを引けば、毎日汗を流さず、皆が楽をできるのではないかと。
パブロはブルーノに一緒にパイプを引かないかと相談します。
でもブルーノは大きなお金とパイプを引く労力を考えれば、汗を流しても毎日の水には困らないのではと。当然パイプを買うお金もかかるので。
パブロは仕方なく1人でパイプを引き出します。1人なので何年の何年も時間が掛かりましたがパイプを引く事ができたという話です。
但し、話はパブロが引いたパイプで得た収入とブルーノの収入の話となります。
バケツを運ぶブルーノのように、労働収入で働き続けるのか、パブロの権利収入で時間とお金を両方手に入れるか、良い悪いではなく、どっちが好きかという事も含めての資産形成の話です。
労働収入の長所は、働けばすぐにお金になることです。
早くお金が欲しいときはいいですね。
しかし短所というのは、働くことを辞めたら収入がなくなることです。
怪我や病気をしたら、働けなくなるため、収入がなくなります。
また、時間の切り売りなので、収入に限界があります。
24時間以上働は働けません。
パイプで得た権利収入というのは、労働時間に関係なくお金が入ってきます。
時間を切り売りする労働収入ではないので、時間とお金が両方手に入ることが出来ます。
怪我や病気をしても、収入の切り口さえ作っていれば、働くことで出来なくなっても収入が入ってきます。
また、収入に上限がありません。
しかし、権利収入の短所は、収入になるまで収入がありません。
また、最初の頃は0に近いので、労働収入と同じくらいの収入を取ろうと思えば何年もかかります。
周りに権利収入を取っていない人が多いため、権利収入のことを話したら、怖がられたりあざけ笑う人もいるかもしれません。
怪我や病気をしても、収入の切り口さえ使っていれば、働くことをやめても収入が入って来ます。
この話しを聞いて、あなたはどちらが好きですか?
仕事を拡大した方々の成功談を聴くと概ね権利収入(フランチャイズ、投資等)を得るビジネスモデルが多いようです。
この話で得られる事は「ビジネスにおける仕組み作り」の重要性と「スタートは皆、労働提供型で始まり、成長に応じて資産構築型に移行していく」という事を理解しておく事ではないかと思います。
それとこのパイプのような仕事を作るにはどうすればよいのかという事の問題意識を持つ事、仮説を立て、検証する事ではないでしょうか。
しかし、人生1人で出来る事は限られてしまいますよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿