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2013年11月14日木曜日

FC(フランチャイズ)起業・独立フェアに行ってきました。

今日、友人に誘われ池袋サンシャインシテイで開かれているFC(フランチャイズ)起業・独立フェアに行ってきました。

13,14日の2日間開かれてますが、結構な人が入ってました。

当方の友人は親の残した自宅があり、自宅の売却も検討してますが何かに転用できないかを検討しています。いろいろやりたい事はあるようなのですが、如何せん今まで関わった事の無いビジネスを始めようとしているのですから、まずは情報収集としての活動です。

結構なブースを周り話を聞きました。真面目に3時間位いたでしょうか。

大手コンビニから始まり、福祉関連、ハウスクリーニング、飲食店舗開業などなど。

正直、大手コンビニ業界などはしっかりとしたビジネスモデルが描かれ、説明も説得力があります。但し、既にコンビニ業界は飽和状態であり、例え、店舗開業まで漕ぎ着けたとしても本部側の戦略で閉店に追い込まれるリスクも感じ、ましてはオーナーの過酷な労働が知れ渡っている今ではハイリスク、ローリターンである事を強く感じます。

さて、実は私達は数社聞きたい企業があり訪問しました。
・介護福祉関連
・ハウスクリーニング関連

介護福祉関連
卒直に言います。(企業名は営業妨害になるので出せません。)
介護福祉関連のFCは施設開設の準備、申請確認はやりますが、実務はオーナーがやってくださいというもの。FCとして加盟及び、本部に期待するメリットは?・・・
事実はアドバイスと開設後の教育(実際にはマニュアルの提供だけのようであるが)がメインのようです。それと加盟料がバカ高い・・・。加盟料の対価として具体的な内容があれば理解できるんですが、何もしてもらえないのに単なる暖簾代との説明には如何なものかと思う次第です。
それと、説明をしてもらえませんでしたが、介護福祉施設は法改正が4年に一度あり、来年大幅な改正が行われます。今は介護手当として国の負担が9割でビジネスが成り立っているのですが、来年度以降見直されます。そしたら今開業しようとしている方々の収益モデルは・・・・根底からビジネスを見直さなくてはならない事態になるかもしれないのに、何故大事な事を説明しようとしないのでしょうか?。こちらの業界はよく判りません。

ハウスクリーニング関連
こちらは結構しっかりとしたビジネス内容でした。こちらも社名は出しませんが、家事支援業という業界では2番手の大手です。
一番のメリットは実際にFCで開業をしているオーナーの方が、たまたまブースに居て説明して頂いた事。やはり営業マン相手だと本質の話が出来ないですよね。私もメーカー営業なので良くわかります。
収益モデルも本当に机上の空論でそんなに行かないのではとか、不信感もやはりありますが卒直にその方には教えてもらえました。4ヶ月間は売り上げが上がらなかった事。その間、ポステイングに時間をしていた事。過渡期の収益と平均値。やはり、実際と宣伝では大きく違うものですが、こちらの業者の資料はまんざら好い事だけの説明では無かったです。
直接話しを聞く、最も大きなメリットはリアルな現実を聞ける事ですよね。汗を実際に流している人の話だから信憑性がある。それが全てです。
そんな中から、企業が向き合う姿勢などがチラチラと見え隠れしてくるものかと思います。卒直に言ってこの企業の言っている事はまずは素直に飲み込めました。
それと、この企業FCのロイヤルテイで儲けようとして無い点も好きです。加盟金が20
万。ロイヤルテイが年間6万。では何が収益源なのか?答えははっきり言ってもらえたのが良かったのですが、クリーニングに関わる機材販売との事。これに150万程掛かります。但し、サプライ品ではないので一時的な初期費用のみとなりこれは対価もはっきりしているので納得できます。延々と2時間弱説明を聞いてしまった訳ですが、会場まで足を運び大きなメリットが得られました。

私も業界情報、営業プレゼントーク、顧客リアル感の持たせ方などなど、いろいろ勉強になりました。


皆さんも、起業を検討される上で安定的ビジネス軌道を考えFCを検討されている方もいらっしゃるかと思いますが実際に起業されている方から説明を聞かれる事をお勧めします。業者の説明だけだと実際に起業した後、こんなはずでは・・・となりますのでしっかりとお聞きください。出来れば、誰か冷静な目で見られる第3者とお聞きされる方が良いかと思います。


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