家探しの最大の関心事、心配事はこれから住もうとする所の環境や人についてではないでしょうか。
そんな悩み、情報を提供してくれるサービスがアメリカにはあります。
アメリカでは不動産に関するさまざまな情報がMultiple Listing Service(MLS)と呼ばれるシステムに登録されております。
日本のレインズとは根本的に目的、活用方法が異なっています。
MLSを通じて不動産の売手業者と買手業者が協力して不動産の仲介をしたり、MLSに登録されている情報をもとにして不動産の価値を評価したりすることができます。
Metropolitan Regional Information Systems(MRIS)
は、アメリカで最大規模のMLSであり、メリーランド、ワシントンD.C.、北バージニア、西バージニアとペンシルベニアの一部を含む、ワシントン・ボル
チモア広域都市圏をカバーしています。MRISには価格、写真、住宅ツアー、フロアプラン、地図など、日本でもお馴染みの情報だけでなく、公的機関から入手したデータを選択・加工・編集し、利用者が理解しやすいような形式で提供しており情報量は驚くほど多彩です。
MRISはHomesDatabaseというWebサイトを通じて、一般消費者向けにもデータをわかりやすい形で提供しています。HomesDatabaseはMRISの機能を利用したサイトであり、最も集客力のある不動産サイトの1つです。
HomesDatabaseでは、住宅、住人、経済、学校、環境、クオリティ・オブ・ライフ、地図などの分野ごとに詳細な情報を知ることができます。
日本には無いサービスですが、Bigdataの活用方法としては可能性の高い部分であり現実性の高いサービスだと思ってます。
不動産業者の方にとっては自社が情報をコントロールする事で優位な立場を保持したい部分もあろうかと思いますが、パワーユーザーは独自に情報を収集します。
今の時代だからこそ、こんなサービスが国内でも必要です。 そして近い将来誰かが、必ずやります。
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