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2013年11月5日火曜日

clash of clain(クラクラ)と経済学

clash of clainというゲームがあるんですが、ご存知でしょうか。
村に兵隊を作り、強化拡大していくというゲームです。
今はやりのアプリ内課金システムを組み込んでいるゲームですが、課金しなくても増強していく事は可能です。
昔、「Simcity」というゲームがありましたが、そんな平和なゲームではなく、狩猟民族の方が作ったようなゲームです。増強していく為には、他の部落を攻め金貨、エリクサーというエネルギーを強奪していくという話です。あまり、子供には進めたくないゲームですが、ハマッテしまいました。

このゲームの最大の特徴は村を増強していく為には、資産としての「金貨」「エリクサー」を活用しなくてはならない事です。しかし、シールドと言う村を守る機能が切れると敵が攻めて来る為、村の防御(壁、兵器)も同時に構築しなくてはならない作りとなっています。
何か、今までもあったようで新しいそんなゲームです。

何とも難しい点は
①資産は貯めて保有していたい。リスクは負いたくない。→貯金していたくとも、強奪される。
②資産運用を活用して強い兵隊に育成していかなくてはならないが、兵隊は参戦してしまうと
 没収される。(相手陣地に投入しないのであれば、そのままの兵隊数が保持される
③陣地の守り、兵力増加、資産活用方法の戦略ポリシーが必要。個々のアイテムをグレードアップし、強化しようとする場合、グレードアップする時間がリアルに必要となる。
マネージメント力が必要。

結構、難しいゲームです。
資産管理、マネージメント力、オペレーション力、資本投下効率からの優先順位付けから常に維持、ケアしなくては衰退して行ってしまうゲームです。やりだしたら、止められなくゲームです。会社経営みたいですね。
だから嵌るのでしょうか。

さて、このゲームははっきり言ってお国柄が出てきます。
日本人の性格上、明らかに不向きでしょう・・・・。グローバルランクも出るゲームですが、上位40番程度まではいつも欧州の方のようです。
これはあくまでもゲームなので真剣にやる必要はないのですが、真面目に考えると「レバレッジ」を最大限に得るという考え方がポイントになろうかと思います。

先ほどの

①資産は貯めて保有していたい。リスクは負いたくない。

これは資産家の方、古い方ほど強く持たれているかと思います。要は資産はそっとしておきたい。
でもこのゲーム、そーと資産管理して貯めておいても強奪されてしまうんです。
最大のリスクは資産を保有している事。そして活用する事で村全体が維持、増強、拡大されていくという当にセオリー通りのゲームなんです。

ゲームだけならいいんですが、現実に旨い儲け話で「資産を投資信託運用しませんか?○○さんもやっていて、リスクは無いですから。」なんて話に乗ってしまうのも日本人。
海外の人はまず騙されません。基本は契約社会なので明文化されている事しか信じません。
まさに、上記の深層心理を巧みに利用するケースなのです。ご注意ください。

そう言う私もこのゲームにリアルで幾ら投資したかな~。(後悔)

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