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2013年11月28日木曜日

視点を変えると新しいビジネスになる。

視点を変えると新しいビジネスになる。
看板業のユーザの方で今日実際に聞いた話です。

サイン業。(その方はデイスプレイ業)
昔は筆、刷毛とペンキだけで看板業を始められた方も多いかと思います。
そして、オリンピックに始まり、高度成長期イベントが集中し、イベント、デイスプレイ業はそれはそれは儲かったらしい。
今では、限られた大型企業に仕事が集中して淘汰されてきたとの事ですが、この方は時代、時代の節目の時代の変わるタイミングをしっかりと見定めています。

一つは手書看板から、印刷への転換期。
昭和の初期の新聞を象徴するようにモノクロ主体の印刷物が出来るようになった。
只、印刷物は新聞を除き、A3サイズ程度の小さいものしか刷れなかったようです。
この頃の大きなビジネストピックは映画ブーム。映画館の前で大きな手書き看板を見た方も多いのではないだろうか。この方はこの仕事もされていました。
その頃、この方は儲かったお金で訪米された。そこで出会ったのは手書きではなく、超大型の印刷物。印刷方法は判らなかったらしいが、この時、時代は手書きから印刷に変わると目覚められたそうだ。

2つ目は上記にも書いたイベントに特化したビジネスへの転換。
30代の頃は商店街の看板を主体に職人として仕事をされていたようですが、大阪万博を見に行かれてから、これからの時代は展示会の設営ビジネスだと思い知らされたらしい。
今までに無いものを作る職人魂に心を打たれたらしい。

そして、このどれも直ぐに実行された。
名前は書けないが、とある業界の組合協会の理事長だった方の話。

時代時代を見抜く能力と実行力。
新たなビジネスへの勝算は常にあったのかをお聞きしたら、「そんなのは無い。自分が好きだから初めたんだ。」直感なんでしょうが、自分が出来る事をきちんと把握され、決断されているのでしょう。
それが、お聞きしていてしっかりと伝わります。
 
そして今、改めて筆を取ったそうです。
今のクライアントは海外のネット客。
何を販売しているかと言うと日本語の「書」
室内インテリア用やTシャツプリントなどに求めるユーザーが一杯いるのだとか。

時代が代わり求める顧客も変わる。
その時代の転換期を見極める事だと教えられた。

ちなみに、報酬がA1サイズの「書」で10万。
この方は書道の先生でも何でもありません。
海外の漢字ニーズの高まりもあるが、しっかりとニーズに向き合えば新たなビジネスを生むという事を学んだ。

この方70代後半の方ですが、慶應ボーイ。職人気質とインテリ性を持ち、今でも本当にかっこいい。

2013年11月27日水曜日

Panasonicさん、戦略アンテナショップですか?

荻窪駅南口から歩いていくとこじんまりした店を発見。

色使いがとても良い感じです。
ちょっと気になります。

 色やサイン、マーキングの関係の仕事をしているとこの色使いは何か普通ではない匂いを感じます。









 店舗名は「PROIE」。
 近寄って店舗の中を見ると何やら工務店らしい。
それとパナソニックの文字 が・・・・。
ふっと思い出した記憶。Panasonicの特約電気店って昔は一杯ありました。
お世話になった町の電気屋さんです。そして東芝、SONYの店舗も一杯ありました。
何かあれば、相談しに行ってとても身近な存在でした。

でも、大型量販店が拡大していくにつれ、各メーカーも方向転換しなくてはならなくなった時期がありました。確か、2000年前後で各社からのステークホルダー向けに施策転換へのIR説明が盛り込まれていた記憶があります。
結果どうなったかというと、大型店で値段は安く買えるようになったけど、機器も設定が複雑になっている為、使いこなせない人が増えたかと思います。特にお年寄りの方にはデジタル化の波は厳しいのではないでしょうか。

話がそれてしまいました。
入り口に2冊のしっかりした活用事例集とカタログがありました。
ご自由にお持ちくださいとの事だったので頂き、 案内を見て分かった事ですが、荻窪と玉川学園にしか無いパナソニックのホームメンテナンス店舗。


すごく不思議な感じです。とても不思議です。
まず、パナソニッククラスの企業が2店舗しか展開してないショップを保有している事。それも、目立たないように小型な事務所型店舗で。
目立たないので気が付かない人も多いのではないでしょうか。





そしてカタログ自体がこの2店舗専用である事。私もメーカーの人間なので、カタログを作る大変さ、費用の高さを知っています。事例案内は30ページ近くもあります。
とても普通の工務店で出来る品物ではありません。

この会社、更に不思議なのはHPを調べるとトップページでパスワードを要求される事。
何の為にOPENなWEBであえてCloseした世界を作ろうとしているのか全く解りません。
テスト段階なのでしょうか?
PASSwordはチラシに記載されているので各自確認ください。(私が案内するのは道義上まずいかと思いますので。)


運営している会社はパナソニック エコソリューションズ テクノサービス株式会社。
特定建設業ではないので自社施行?のようですが、ほぼ大部分の建設業種許可を取られています。特定でしたら、完全にゼネコンです。






そんな企業が店舗展開し、何をしたいのでしょうか。非常に気になります。

しかし、私としてはとても好感が持てます。
昔は近くにいた存在の工務店、電気屋さんもどんどん少なくなって、ちょっとした事を頼める所がなく、困っている事も多いのではないでしょうか。

例え、巨大企業の一部門であったとしても、市民感覚の目線で家のよろず相談相手になってくれるのであれば、これからの高齢者世界に心強い存在ではないでしょうか。

本当の意味でのハウスメーカー、総合家電メーカーとして大変意義のある仕事と思います。
でも、私は是非その先の戦略意図を知りたいです。

PS
この店舗デザインをされた設計事務所を見つけちゃいました。
建築再考企画
proie事例

やはり、只者の方ではなかったです。
私にはコンセプトはしっかりと伝わりました。本当に心温まる良いデザインですね。

2013年11月26日火曜日

無いなら作る。!まずはスタート。

悩み事は一杯あるけど、何かスタートを切らなくては進まないのでやりたい事をやる事にしました。
まずは本気で3DCG(Modo)を覚えます。

何故、3DCGかって?。
何を最終的にするかは決まってませんが、自分の気持ち考えを伝える手段が必要。
そしてadbe系は若干ながら使えるのでこれからの事を考えやっぱり3DCGでしょう。
フォト関連の仕事もしていますが、今の3DCGアプリの画質品質は本当に凄いです。
下手したら、画質だけであれば本気で判らないのもあり、試される自分が怖いです。
そして、後工程の連携術が整っているのがいいです。
例えば、PDF。3Dをそのままデータに書き出して、書類上で360°確認できるんですから。
複数枚の書類が要らないし、公開セキュリテー、公開期間まで制限できてしまう。
これだけでデータストックビジネスが出来るような気がします。
もう一つ、私達(プリント関連のビジネス者)は常にコンテンツというものの大切さを学んできました。
ハードは所詮データが無ければ箱です。コンテンツの出来次第でアウトプットの品質が左右される。いつも悩んで来た事はデータ、コンテンツでした。
まあ、これは追々考えていこうかと思います。

話を戻して・・・。
そして思い立ったら止まらなくなる悪い性格。
更に形から入ってしまう自分が情けないですが、止まりません。
それも、納得いくまで調べないと気がすまないのはB型の性でしょうか。

MacAirは昔から持っているんだけど大型モニターが必要!!。
という事でモニタを模索。

買うからには27インチ以上。
解像度は可能な限り高く。(WUXGA以上?)

候補はapple,NANAO、EIZOなど間違いないメーカー品です。
まず一番欲しいけど一番先に諦めたのが、apple thunderbolt display。
理由はmacとだけに接続するのであれば、問題ないのですが、windowsの環境も必要になってくるので接続が困難な事。
他メーカーは極端に高い・・・。業務用途では無いので買えません。
調べに調べたあげくDELL U2713HMを発見。要望仕様も全て満たしてます。

でも、自分の目で確かめないと、モニターは買えません。
ちょっと仲間に確認。あるじゃないですか。早速偵察です。
なかなかいいじゃないですか。画面の色味もデザインも。
nanaoなどの業務用モニターは基本的に色温度が低いので暗く感じます。
慣れてしまえば、それが普通なのですが・・・。
しかし、けしからん事に私はHDMI接続でテレビもモニタで見ようなんて考えておりましてダイナミックな色が出ないとツマラナイので、勝ってながら除外に。
結局は納得納得でDELLのhpで「ポチ。」日曜の夜中にオーダーを入れ本日届きました。



届いてまず驚きは
画面のデカさです。サイズより解像度。
2560×1440の作業環境には改めて
感激ですね。modoの作業環境がこんなに大きいなんて。(modoはまだ試用版です)

今までのデスクトップが如何にプアだったのか思い知らされました。



形から入ってはいけませんが、これが私のいつものパターン。
自分の納得できる本物を相手に何かを作っていきます。
実はこの部屋も自分で作った部屋です。男の隠れ小屋です。
先は長そうですが、まずはスタート。modoはセミナー講習済みなので購入で再度「ポチ」です。

2013年11月25日月曜日

デジタルアーツのデザイン時代から将来のデザイン時代へ

私のMacintoshとの出会いは28年前に遡ります。
確か、Plus,SEが販売された頃かと思います。

当時のMacは車が買える程高く、本体だけで100万近くしたと記憶しています。
メモリ、HDDだけでも数十万もしていた時代です。

当時のMacのI/FはSCSI,LocalTalkを持っており、Deviceがネットワーク構築できる基本コンセプトを既に持っていました。今から考えても先進の技術が投入されていました。
しかし、世の中はPC98の時代。Macは特別な人の道具でした。

そして、丁度その頃にA4 Scanerを発売開始しました。
実は、発売当時、製品は出したものの、何に使ったらいいかいいのか開発したメンバーも、営業も理屈は判っているものの、明確な用途が見いだせずにいました。
何故なら、スキャナーはフルカラーなのですが、PC(PC98)は256色カラーの時代。
ましてや、メモリがGBではなくメガの時代。MacでLCも確か4Mbyte程度でなかったと思います。

初期のテレビゲーム(例えば、インベーダーゲーム)を知っている方なら判るかと思いますが、粗い点(bitmap)の集まりで画面表示するものでした。
そんな中でフルカラー400dpiどう使うのか?時代を先取りしてしまった製品だったのです。

そんな中、ある問い合わせから世界が進展しだします。
それは某、世界的に有名な複合機メーカーの開発担当者から。
下丸子にある第2開発部〇〇タスク・・・・。

ここではMacを使って画像処理をするシステムを研究しており、MacにSCSI接続できかないかと。それもhypercardでの画像ファイルならまだしも、photoshopでフルカラー処理なんて見た事もない時代です。流石に驚きです。今で言えば最新のCGってとこでしょう。

これが、私とMacとの初めての出会い。そしてデザインという仕事を初めて知るきっかけでもありました。

本当にスキャナーの必要性が認知され市場が拡大したのはそれから数年してQuadraが出た頃からでしょう。
今でこそ2万円程度で買えるスキャナーですが、当時は26万もしてました。
その当時、PCよりも周辺装置が飛ぶように売れる事を誰が想像していたでしょうか。

そう言えばスキャナをプロのデザイナーの方がどう使っていたか皆さん知っていますか?
一番多いのがイラストレータの下絵の取込みなんです。
そして、デジタルでデザイン画を作成していくのがデジタルアーツです。

30年前後から始まったデジタル化の波。
製作現場はアナログからデジタルへ。
デザインという現場は確かに機器自体はデジタル化しているように思います。
しかし、感性は逆にアナログな発想が必要とされております。
機器は使いこなすものであり、使われるものではない。人間、クリエーターにはクリエータとしての仕事があります。
温故知新。デジタル時代に逆行するように、人と人との暖かさを求めて。

そして、改めてデザインというビジネスを考えた場合、デザインは単に形作る事では無いように思います。
広い意味では人間の生き方、考え方から始まり、仕事の環境では企業価値間、業務フロー、人材育成なども「デザイン」ではないでしょうか。
問題を解決する為に思考、概念の組み立てを行い、それを様々な媒体を活用して表現していく。


単に見える形を追い求めるのではなく、人の生き方、職場環境に影響を与えられるような「デザイン」の力を求めていきたいです。

2013年11月24日日曜日

My Life album 「ヨット乞食人生」


封印していた思い出でしたが、これも何かのご縁です。
思い出を振り返り書かせて頂きます。
 
皆さんはヨットってどんな思いを持ってますか。
「優雅」「お酒を飲みながらクルージング」、お金が掛かる遊び。・・・・・etc。
 
私は20代からヨットレースのチームに参加させて頂いてました。
下の写真は「KAJI(舵)」と言う雑誌の1990年12月号の記事です。
これが始めて乗ったレースボートのトラブル状況。よくまあ綺麗に写真を撮ったものだと関心してます。
 
この写真を見て何が起こっているか判る方は少ないかと思いますのでご説明をまずは。
一般的には「ブローチング」と言います。正確にはワイルドジャイブしてブローチング。

波も少なく見えて何をやっているの?って感じでしょうね。
でも、この日は20m以上の強風で風が強すぎて波が消えるという最悪の状況なのです。

それも、JapanCupという今でも続く国内最上位のレース。
レースを止めるかどうかの判断はオーナーに委ねるのがクルーとしての決まりです。
皆さんだったら、こんなヨットに乗りますか?
私はこのレースが大型艇に乗った初めての経験であり、大型艇も横倒しするんだな~程度にしか思ってませんでしたが、結構大変な状況のようでした。でも一流のメンバーだったので何も心配はしてませんでした。

ヨットって本当はこんな世界なんです。
金曜日の夜に合宿所に行き、皆と夜中まで酒を飲み、土日は朝から終日レース。

一言で振り返ると、「楽しかった。」「オーナー、クルーのメンバー各位、本当にありがとうございます」だけです。
皆、それなりの仕事の地位を持っていても、同じ目標に向かって協力しあい、それこそ、朝晩の飯から、トイレまで一緒。(ちなみに、昔のレースボートにはトイレがありません。小はいいとして、大はどうするかと言うと、バケツに跨り用を足す。ケツの穴まで分かり合った汚い仲です。)
振り返ると同じメンバーで10年一緒。転勤などで一時離れましたが、何だかんだで20年来のお付き合いです。
何度も、大型レースで優勝をさせて頂き、何度も旨い酒を頂きました。そんなチャンスは本当に滅多にありません。
これが、私のヨット乞食人生です。
ヨット関係者であればヨット乞食という言葉はお馴染みですが、ヨットは臭い、汚い、辛いです。
そしてそんな環境でも美酒を求め皆勝つためにオーナーと一心になって着いていく。(よく言えばですが、悪く言えばタカリですね。)

ちなみに、海に漬かりそうになっている半ズボンの彼は今では某有名ハーバーのハーバーマスターをしている有名な方です。

そして時代も変わり、今は別のオーナーの下でお世話になっています。

オーナーの許可を得てないので、あまり具体的には書けないのですが、この艇のルーツは特別なんです。

ハワイで開かれていたKENWOOD CUPってご存知でしょうか。
世界的に有名な国際外洋レースなんですが、日本人が設計した艇で初めて優勝した艇の末裔なんです。これってとてつもなく凄い事なんです。





艇にはそれぞれ歴史があります。
クルーもその歴史を一緒に作っていくのですが、良く言われる言葉として「どんなに金があるオーナーで艇に金を掛け、人を集めたとしても、クルーが育たなければ艇は走らない」と。

艇は日に日に性能が向上しています。最新鋭の艇を買えば暫くはボートメーカーやセイルメーカーがクルーを派遣し、他の艇へのインパクトを強めようと協力してくれます。しかし暫くすると、自前でクルーが必要になってきます。クルーが育たないと艇の性能は引き出せない。オーナーに着いていこうという覚悟を持てるだけの器をオーナーが持っていないとクルーは離れていきます。だから名艇と言われる艇は団結力が強いんです。
何か、会社の縮図を見ているようですね。
金と人望。
いろんな最新の艇を見てきましたが、この2つの器を持っているオーナーは限られているように思います。

人望と名誉に着いて行く。だから、ヨット乞食は辞められません。
ヨットの世界も人不足です。有志ある方はご連絡ください。

マンション管理士 受験

今日、マンション管理士試験の受験がありました。
ちなみに、私も受験してきました・・・・・。

マンションの管理にはマンション組合側のサポート役であるマンション管理士(短縮してマン管)と実務を担当する管理業務主任者という国家資格があります。

マン管は士業として独立して業務を行う事ができます。一方管理業務主任者は管理会社の主任業務としての資格になるので個人単独としては業務をする事ができません。

資格自体もマン管は取得後は一生の資格になりますが、管理業務主任者は5年毎の講習を要するなど、一定の制約が付帯します。

マン管の合格率は8%前後と言われ、合格ガイドライン点もないので狭き門となっています。
同じ不動産資格である宅地建物取引主任者試験は17%前後とも言われ、倍以上の開かれた門とも言えます。まあそれだけ不動産業者自体も多いのでその位、門を開いておかないと企業存続を左右してしまう事になってしまう為かもしれません。

でも、高額な不動産の売買を扱う宅建主任者の方が、管理する立場の試験より難易度が低い(言い方を逆にした方が波風立たないかもしれませんね。)というのも変な話です。
実際にはマンション管理士としての職業では食べて行く事は難しいみたいですね。

海外ではこの辺の資格は厳密に区分けされているのでより専門分化してます。
米国では業務自体が制度化している為、仕事がある事、資格自体も弁護士に近い難関の資格らしいので報酬もそれなりにありビジネスとしてきちんと成立しているようです。

さて、試験結果ですが、
今回は心ここにあらずでしたので、勉強は殆どしてなかったのでどうなる事やら。
答え合わせもせずに、1月の発表を待つ事にします。

ちなみに管理業務主任者試験は来週です。
私は受験しませんが、受験される方残り一週間頑張ってください。



2013年11月23日土曜日

DesignThinking との出会い

自分のミッション、やりがいを約4年間考えてきました。

自分ができる事、好きな事。いろいろな角度から

ソリューション営業、マーケッテイング、もの作り、DIY、DegitalArt`s、FP。
自分に課されているいろんな要素が多すぎて何をしたらいいのか良く判らなくなっていました。
情報が多いようで自分が決断できる自信につながる肝心の情報が不足しているので決断できないのだと思っています。

今まで、自分のイメージに近い存在だったのは今注目されているFablaboの事業開発です。
自分もFablaboに参画したいと思ってましたし、それ以上にそのような場を展開していく為の不動産取得の仕事。一つ間違えば、何かを作っている怪しい組織になりかねないので場所の確保も難しいのではと思ったからです。公安当局の監視対象になりますよね。


 しかし、どうしても自分自身で消化できない部分がありました。それは事業をされている方には大変失礼ですが、Fablaboのビジネスモデルで収益をどう見出すか?持続可能な事業若しくは事業拡大できる可能性が成り立つのか?です。

極端な言い方をすると10数年前に多く存在したPC教室があります。PCの操作を指導する教室です。PCも貸し出してくれる所もありましたし、office系のアプリから、adobe系のアプリまでメニュー方式で課金されるという仕組みです。今はあまり見かけませんが、どうしているのでしょうか。

PC教室とFablaboをそのまま比較し、当てはめる事はできませんが、Fablaboはよりボランテイアに近い領域での活動ではないかと思っています。
特に危惧する点は、収益化=クリエイターの負担増が足かせになる事。作業管理面で機械を自由に使用する事で事故へのリスクが増える事。それに対応するには人材も特定せざる得ないのではないかと。この辺が日本と海外の違いではないでしょうか。

そんな事を考え、途方に暮れておりましたが、昨日、上記の本に出会いました。
既に読まれた方はいらっしゃいますか?
まだ、途中までしか読んでないのですが、何か考え方に魅かれます。
自分が描いていたビジネスの仕方、生き方、価値観。

当然世界を相手にしてビジネスをしている企業なので、到底足元にも及びませんが、「ありたい姿」がチラッと見えたように思いました。

人間、ビジョンが描ければ強くなれる。例え、それが人まねでも何ら恥ずかしい事ではないと思っています。何をするかではなく、どうしていくのか。一歩踏み出します。

ちょっとソーラービジネスについて検討

2012年7月の固定価格買い取り制度導入により、着実に実績を伸ばしていると見られるソーラービジネス。

当初は環境問題を真剣に考え個人宅での設置が中心でしたが、現在はメガソーラーから、事業社屋の屋上の活用までソーラービジネスとして展開され、活用範囲が着実に広がってきています。
そもそも、日本国内のソーラー需要自体は海外を含めて見た場合、大きな出遅れ感がありました。
それが、東北大震災から始まり自然エネルギーの見直しの必要性から固定価格買取制度まで広がり、一気に加速化した状況になっています。

只、皆さんは何時までソーラービジネスが伸びていくものと思ってますか。
この点にはいろいろな見解が出ていますのでご紹介します。

一つはこのブームも後、1-2年であろうとの見解。業界で言われる所の2015年危機というものです。
原因となる1つは買い取り価格、もう1つは、税制に関わるものです。

■プレミア価格

2012年度に始まった固定価格買い取り制度の初年度価格は、税抜き40円(税込みで42円)となりました。
当初の目論見では「30円台後半」が一般論であったようですが、40円になった背景には、「施行後3年間は、再生可能エネルギー電気供給者の利潤に特に配慮する」という基本方針があったようです。
逆に言えば、制度施行の最初の3年間は、「プレミアム価格」が設定されたと言う事。
この買取価格自体が、ソーラー利用を索引している事は大きな事実でしょう。
 そのような背景の中で、今年度、2013年4月から2014年3月までが制度の2年目であり、産業用の価格は、税抜きで1割削減され36円(税込み37.8円)となりました。一般的にはこの価格帯が初年度の想定価格とも言われてますが、初年度の価格設定が高かった為、値下がり率の大きさに今後の不安感を持たれた方も多いのではないでしょうか。そして時限期間である3年目の2015年以後がどのような価格設定がされるかが大きな山場となる事は必至であろうかと思います。

■一括償却制度
電力買取制度と合わせてもう一つ注目すべき大きな施策がありました。
税制を積極的に活用し節税しようとする方でないと制度自体を知らなかった方も多いかと思いますので改めて。

 この制度は、2011年6月30日に、「太陽光などの再生可能エネルギーに対する投資を促進する」目的で施行された「グリーン投資減税」であります。
中でも、特に大きな影響があるのが、「即時一括償却」制度です。

 これは、法人または個人(青色申告をしている者)を対象に、太陽光発電などの設備の取得価額の全額を一括して償却できる特別措置です。
利益の出ている企業や高額所得者の中には、買い取り価格よりも、この「一括償却制度」に注目し長期投資に踏み切った方も多いのではないででしょうか。

太陽光発電の場合、普通償却の期間は17年となるようです。
尚、正確には17年となる根拠に関してしっかりと押さえておく必要がありますので以下簡単にご説明をば致します。ビジネスの根底が大きく変わりますのでご注意ください。

一般的な解釈としては 太陽光発電は自家発電設備の一種であり、「機械および装置」に該当するとの見解です。
この場合の自家発電設備は、一般的には相当の規模を有し、かつ、その使用可能期間が比較的長いこと、および各工業設備の法定耐用年数の算定の基礎に含まれていないことから、各工業設備とは区分して別途掲げられている耐用年数を適用することとされています(耐用年数の適用等に関する取扱通達1-416)。
具体的には、減価償却資産の耐用年数等に関する省令別表第2に、自家発電設備として「346電気事業用水力発電設備」、「347その他の水力発電設備」、「348汽力発電設備」、
「349内燃力またはガスタービン発電設備」が特掲されていますが、太陽光発電はこれらのいずれにも該当しませんので、「369前掲の機械および装置以外のもの…」の「主として金属製のもの」の17年を適用されます。
 
しかし、「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」で「23 輸送用機械器具製造業用設備」の9年が適用されるというように法定耐用年数の見解が異なる場合もありますので正確には事前に税務署に確認される必要があります。

さて、
例えば、50kW程度の分譲ソーラー施設は2500万円弱程度で販売されているものが多いようです。(あくまでも発電施設であり住宅ではありません。)その金額から土地代や保守代などを除いた本体部分はだいたい1500万円前後になります。
 このような物件を取得した企業や個人の場合、普通の償却(定額法)では、毎年88万円ずつ17年間かけて償却することになりますが、償却額は、損金として落とせるので、その分税金(法人税/所得税+地方税)が減額されることになります。
普通償却なら17年間に少しずつとなりますが、グリーン税制による「即時一括償却」を活用すれば、1500万円全額を1年で償却できるので、そのメリットは大きなものになります。
 仮に、ある個人の課税所得が1500万円だったとすると、本来なら所得税と地方税合わせて合計税額は500万円程度になりますが、個人投資家が、1500万円を即時償却すれば、課税所得はゼロとなり、従って、税金もゼロとなります。
そして、翌年以降は36円換算で年間約210万程度の収益となります。
初年度で投資回収でき、翌年以降100%利益になる。こんなビジネスは無いですよね。
正確には保守費用は掛かるので100%ではありませんが僅かでしょう。
ちなみにパネル発電効率は年間1%程下がると言われてます。10年で10%ダウンですね。

そんな事もあり、大型投資のメリットは大きいのですが、この制度は、当初2013年3月で終了する予定でしたが、2年延長されその結果、終了するのが2015年3月となります。

要するにこのままでは2015年3月には買い取り制度の「プレミア期間」が終了、グリーン税制による「即時一括償却」も終了のダブルパンチになります。

今、家庭用一戸建の屋上設置を検討されている方は特に問題は無いかと思いますが、土地活用でソーラー発電を検討されている方は今の流れの勢いを冷静に見る事、そして今後の税制施策を注視していく事をお勧めします。

2013年11月22日金曜日

ウリンのデッキ

ついつい硬い話ばかりなので息を抜きます。

先日、NeedsとWants(2)でDIYの事を書いてしまったのでご案内します。

中庭デッキですが、4年前に張替えましたものです。16年前に家を建てました。その頃は木材の事も詳しくなく、設計士にお任せだったのですが、パイン材に防腐加工をしたもので施工されていました。厚さも45mmもある材でまさか簡単に腐るものだとは思ってませんでしたが、8年でボロボロ状態に。どうなるかと言うと、人が乗ると割れます。小さな子供もいたので結構危なかったです。
(子供をトリミングしてますが、ご容赦を。)



その後、再度転勤もあり、暫くほったらかしに。そして4年前の秋に一人作業を始めました。

基礎も腐っていたので全て撤去し、新規で基礎を作って、デッキ材を張りなおし、実際には土日の天気の良い日にしか作業をしなかった事もあり、実質2ヶ月間掛かり年内に作業完了という結果です。





 材質はウリン(アイアンウッドとも言います)。
専門業者に通販で取り寄せました。
4mの材木を通販で仕入れるというのも大胆でしたね。
拡大すると判るのですが、木質繊維層に樹脂がびっちりと入っております。
比重は1.2とかなのでズシっと重く実際に水に沈みます。
何が大変かと言うと、ネジ穴が開きません。
それと普通の丸ノコではとても切れません。

加工が何しろ大変です。
写真は4年後の今の写真なので白っぽくなってますが、これは高圧洗浄するとキレイになります。現状まったく腐る様子もなく。
20-25年は施工後のメンテ不用で問題なく持つと言われる木ですが実際そんな感じです。
(現状もノン塗装です。)

普通でしたら自分では出来ないので業者に頼むものかと思いますが、この木だけは業者も施工が困難な為、施工業者を探すのが一苦労らしいです。普通の業者だと、樹脂練りした合成板の汎用品で施工されてしまうでしょうね。

施工上のポイントですが、
最重要点はレベル設定です。(デッキ仕上板の高さ調整)
これには長いホースを用意し、中に水を入れ両口の水面が同じ高さになるという性質を利用して水平出しをします。(昔からの知恵で水盛管というのがあります。大きな缶を使ってホースを接続するものです。これも加工する事をお勧めします)
これがキチンとできないと左右、中央で波打ったデッキになります。
それと、出入り口部との接合高さ調整。私の場合、以前より+15mm床を上げ段差を解消しました。基本注意はこれだけです。

是非、一度は自分でやってみる事をお勧めします。家の構造もわかりますよ。

後、井戸の写真もアップしたい所ですが、切削当時は泥まみれだったので写真はなく、今となると井戸の上にある電動ポンプしか写真がありません。
皆さんもやってみようと思って一番苦労されると思うのが、自分の住んでいる所の地下水位の見当を付ける事かと思います。私も何メートル掘ったっらいいものか、始める前に悩みました。
いろんな成功事例のホームページを書かれている方はあるのですが、自宅下の水位は判らず。
結論から言うと、県又は市役所の水道局のホームページを覘いてみてください。地盤沈下問題で地下水位の変動情報が載っているはずです。定点観測しており、最寄2KM以内程度で観測点があろうかと思います。それを参考にしてみてください。

長くなりましたが、まずはトライしましょう。

2013年11月21日木曜日

NeedsとWants(3)人間の心理・本能

前回、needsとwants(2)という事で3種の神器という事を書きましたが、いろいろとご指南を頂きました。
それは必需品という切り口ではなく、人は何に対してお金を払うのか?

という点。まさにneedsとWantsの関係かと思いますが、需要を考えるのであれば、「何にお金を払うのか」という視点からではないと、購買には繋がらないのではという事を教えて頂きました。
必需品というのは前回の結論として「仕方なく」という納得感からという事を学びとりましたが、これって品質はさておき、まずはなくてはならないという前提なので安いに越した事は無い事だという事で結論付けられてしまう事かと思います。

では人間は何にお金を払うのか?

それは人間の欲望を満たす事かもしれません。、
 
そして、欲するものは欲求を満たす事、変化を求める事
の2つが考えられます。

■欲求
これは三大欲として挙げられる、
食欲・睡眠欲・性欲と言う三大欲やこれに、
金銭欲、権力・名誉欲が考えられます。
その欲求を満たす為に、人間は見栄を張ってでも大金を払いますよね。

■ 変化を求める。
ダイエットして痩せたい。
アフィリエイトで稼げるようになりたい。
冷蔵庫が壊れたから、新しい冷蔵庫を買いたい。
これらは、今の現状よりも良くなりたいという状況に対して問題意識を持ち、問題解決に向けて、対価で支払い自己実現の手段を得たいとする行為です。
欲望と願望が合わさったものかもしれません。

それでは上記2点を踏まえ、ビジネスを成功させる為には、どのように捉えたら良いのかですが、

私は欲求の度合いが高ければ、高いほど、その目的達成の為に多くの対価を払いってでも自己実現に向けて意思が高まるのではないかと考えます。

例えば、数量限定というものがありますがこれは人間の心理を巧みに操作したビジネスではないかと思います。
又は、行列のある料理屋。待ち時間が長くても、人間辛抱して待ってられるのが不思議です。
まあ、自分も経験がありますし、皆さんもそうではないでしょうか。
 
ここまでくると心理ゲームです。冷静になって考えると大した事もない事もありますが、その時は目的に向かって無心になっているものです。答えは本人の欲望を満たせるか否か。
 
人間のWantsは目の前にある現象を視覚して欲望が高まる事もあるでしょうし(衝動買いですよね)
自己実現の為に明確な目的を持って大金を支払っても欲する事もあるでしょう。
 
では、本質として何が人間の本能を動かすか?

ちょっと長くなりましたので、次回また記載検討したいと思います。

2013年11月19日火曜日

3DCG 技術を活用する分野に​ついて

3Dプリンタ。
何だか、世界的な大きなブームに乗って業界が加熱しています。
でも冷静に考えてみてください。

プリンタってデータがあって初めて出力ができるもの。
どんなクリエイテイブな方でもデータを作れなくては出力は出来ません。

私も過去30年弱の間でプリンタの大きな進化を遂げてきた時期をメーカーの
人間として体験してきました。

初めは、レーザープリンタ。今からは信じられないかも知れませんが、A3(モノクロ)レーザーで
100万近くしました。appleから発売されていたLaserWriter II NTX-Jなんて200万ですよ・・・。

そしてカラーレーザーの登場です。この頃は価格もこなれカラーでも80万程度だったかと思います。でも、今では10万程度です。この違いは何でしょうか。

さて、この頃プリンタメーカーは何をしていたかと言いますと、各社のプリンタにはそれぞれプリンタ言語というものがあります。現在windowsもしくはmacの世界では言語を気にしないでも出力できるようにドライバーを作りこんでいますが、MS-DOSの時代にはアプリケーション毎のドライバを開発しなくてはいけない時期がありました。従って、アプリベンダーに機種対応してもらうようにISVと言われるサポート体制を作って協力関係を構築したものです。
これが、結構大変なんです。アプリのバグをドライバーで吸収したり。WINの標準環境って偉大です。

レーザープリンタがビジネス市場で真っ盛りの頃、実はインクジェットプリンタもビジネス用で結構拡大していきました。この頃は写真画質ではなく、ランニングコストのメリットでSOHOには多く入ったものです。そして今の家庭に1台はあるカラーインクジェットもプリンタの登場となります。
カラーインクジェットの立ち上げ時の事は書くとそれだけで一つのblogになってしまうので止めときます。笑い話も一杯あります。

話は脱線しましたが、今までの経験上、プリンタの実用途拡大にはアプリケーションの使い勝手向上と、使う方のデザイン力が必要だと言う事をお伝えしておきます。当然ブームという後押しも必要ですが。

3Dプリンタですが、まだまだ趣向用途が先行しているかと思ってます。
一部、医療用途で義肢の開発、内臓の立体モデル等実用で使える用途も研究されて来たようですので今後期待が出来ます。加速度的に拡大しているので時間の問題でしょう。
但し、現在のブームを引っ張っているのはパワーユーザーであり、これから本当に市場を作っていくのは一般の方々の力が必要です。
その為には3Dプリンタと3DCGアプリケーションこれらはどちらも一緒に進化していかなくてはユーザーが離れていってしますでしょう。
その為にも、何か実用域で成果が見いだせなくてはと思います。

私からは2点ほど、これから市場をドライブしていくだろうと思われる分野をご紹介します。

セカンドライフ
米国で始まった3次元オンラインゲームの発展型であるセカンドライフが、我が国でも注目されています。米国のリンデンラボが運営するセカンドライフとは、従来のゲームのように決まったシナリオはなく、参加者は皆、アバターを活用して自己表現を行い、土地を買い、いわばパワーポイントの三次元部品を組み合わせたようなビルを建ててオフィスを作り上げ、お互いが3Dコンテンツ販売のビジネスを行うという、参加者により全体のシナリオが作られる仮想世界の遊びです。
仮想のビジネスでの売買はリンデンドルという仮想通貨によって行われ、実際のドルとも交換できるRMT(リアルマネー・トレード)が普及し始めています。
この 3Dで再現された仮想空間上では単なる3D空間コミュニティーではなく、実際に経済活動が行われています。例えば、土地を購入したり、店舗を建てて商売したりなど。

つまり、仮想社会を形成しています。実際に通貨のやり取りも行われており、セカンドライフ内の職業だけで生計を立てている方もいます。例えば、出勤はバーチャルの世界に設立した会社に出勤し、商売も仮想空間で行い実際に収益を得るという具合に。

■CFRPと3dプリンタ
簡単に言うとCFRPとはカーボン繊維にプラスチック液を浸透させ固めたものです。
極端な話、サーフボードはFRP(ガラスファイバー)をプラスチック液で固めたものです。

CFRPは何が凄いかと言いますと機械的強度。特に熱硬化性CFRPはF1のボデイそのものです。
この頃の旬な話題だとboeing787の胴体、主翼その他もろもろ。

この素材のメリットでもありデメリットでもあるのですが、CFRPの素材自体は単なる「布」。
なので素材だけでは成型ができません。どうするかと言うと「型」が必要。プレスと違って必ず雄型、雌型両方必要な訳ではありません。表面の平滑度が必要な面のみでも可です。
その型を耐熱性プラスチック素材を使って3Dプリンタで成型できたら何でも出来ちゃいます。
何で耐熱プラスチックかって?これは素材と樹脂の密着性を高める為にオートクレーブという釜で真空引きして加熱するからです。

でも、型自体には特に強度は必要ありません。(精度を出すのは強度も必要ですが。)
CFRPに関しては日本が最先端の技術を持ってます。
それと、CFRPって難しそうな名前ですが、実は簡単に手に入る素材です。
何かどこかでやっている企業がありそうなのですが、情報があれば教えてください。

2013年11月16日土曜日

NeedsとWants(2) 価値観と費用対効果

前回は私も古い人間なもので必需品としての三種の神器の話をしてしまいました。

人はどんな時に何を欲っするか?
日常の生活は特別な事なく繰り返される日々である事。
そして、何かの殻を破りたいが為に、パワーを貯めてある時に自分の思いを実行しようとする事。
それは物欲であったり、何かへの挑戦、旅行だったりする。
衣食住は必需品であるが、それとは違う次元で流行は出来上がっていく事が判りました。

夢を求める欲求と生活を支える視点とのGAP。
社会環境が厳しくなっている現代は益々GAPが広がっており、より大きなビジネスチャンスなのかも知れないなんて考える私は反省すべきでしょうか。

さて、ちょっと話はそれますが先日友人と話している時に気付いた事があります。
ハウスクリーニングの話の際に洗濯機の槽の裏の汚れです。

私は昔から、特別な思いをした事なく、洗濯機を分解して掃除をしてました。
だけど、普通の家庭ならば、絶対しないよ。って言われこちらが「え?」って思いです。
多分、機械を作っていた人であれば、逆の発想でどう分解すれば良いかは自然と判る事だと思ってたのが、普通じゃないと指摘されました。本来ならば、メーカーより分解はサービスマン以外ダメ!ってなっていますものね。

もう一つはこの作業に1万も払う事自体に驚きです。本当に払う人がそんなにいるの?って感じ。
でも、友人も洗濯機が汚れ垢が出てきて、洗濯機槽用洗剤で落ちなけば、買い換えを考える。そしたら5-6万の出費なので仕方なくお願いするんだよ。てな感じです。

自分には出来ても人には出来ない事って沢山あるかも知れません。
そんな時、お金を払わなくてはならないKEYWORDは「仕方なく」という自己納得があればいいんだなって事が判りました。

まだまだ続きそうなのでここいらで一休みします。また付き合ってください。

PS
私の場合、異常な位、自分で何でもしてしまうんです。多分貧乏性だからでしょうね。
庭の芝に大量の水が必要で水道代が高いから井戸を掘ったり。中庭のウッドデッキが腐ってしまったので腐らない木材を探し(アイアンウッドって知ってますか?今度写真アップします。)通販で全て材料を取り寄せ自分で施工したり。確かに異常・・・・。でも職人さんも人の子です。最初から上手にできていた訳ではないし。
多分、職人さんと素人の違いは「馴れ(要領)」と「道具(キレイにするには)」だと思います。情報はWEBで幾らでも入手できる時代です。それと重要なのが役所の規制の有無。

マクドナルド 次の手なるほどね。

以前、マクドナルド経営不振の記事を書きましたが、やはり次の手が出てきました。

朝日新聞の本日の記事で
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日本マクドナルドの社長に8月に就任したサラ・カサノバ氏(48)が15日、朝日新聞の取材に応じ、大都市の一部でテスト中の宅配事業を全国に広げていく方針を示した。頭打ちの外食市場から、成長が続く「中食」市場に打って出て、業績回復につなげたい考えだ。

 カサノバ氏は「日本の外食業界は市場全体が伸びていないなかで、競争がかなり激しくなっている」と分析。一方で、宅配や持ち帰りなどの中食市場は伸びていることから、「お客が店に来られないなら、我々がマクドナルドを家庭に届けていく」と話した。

 宅配事業「マックデリバリー」は、店頭と同じようなメニューの中から、電話やインターネットで1500円以上注文すると、バイクで届けてくれる仕組み。配達料は300円。9月末時点で東京都や大阪府、愛知県などの計86店舗で実施している。カサノバ氏は「ビジネスはどんどん成長している」として、年内に130店舗まで増やす考えを示した。将来は全国展開を目指す。
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となってますが、これは正論なのですが、逆の切り口から見ると非常にリスクを伴うビジネス展開となります。
まずは費用対効果 配達料は300円の有料サービスですが、自給700-800円のアルバイトの子が
1時間で何件回れるでしょうか。多分3件が一杯かな?となると一番忙しい時間に合わせて何人のアルバイターが必要となるでしょうか。
当然、初期投資としてのバイクなども必要でしょうが、マクドナルド程度の規模の企業であれば初期投資費用としては微々たるものかと思います。
極端な話、店舗統一のデザイン変更が発生すれば、1店舗何百万です。

次に、オペレーション上の課題。
当然、来客しないので電話応対になります。
ドライブスルーは車越しですが、対面販売。電話応対とは対応の仕方が変わります。
多分専任のオペレータが必要になるのではないでしょうか。
もしかしたら、全社1本化したコールセンターまで計画するかもしれませんね。
それでデータ配信する。
オペレーションという面では上記配送要因の管理業務も発生します。
今までは店舗内だけを店長は管理していれば良かったですが、店舗外となれが、事故対応、到着時間管理なども発生する可能性があります。
それでなくても店長は酷使されているのにどうするんでしょうか?

それ以外にも考えられるリスクは多々ありますが、多分成功しなくてもいいんだと思います。
社長が変わる事に対して株主はリスクイメージがあり、新しい社長になって方針を明確にし、
トライする意思表示をステークホルダーにPRしている事がさすがにアクションが早いなーと思いました。
それと、そのタイミングに合わせてメデイアを使っての地盤固め。さすがです。
やはり一流企業ですね。

そして私が一番共感するのは
「お客が店に来られないなら、我々がマクドナルドを家庭に届けていく」
これぞ市場創造の考えです。

NeedsとWants(1)

一ヶ月半blogを書いていてすっかり起業する為のblogになってきましたが、これも何かご参考になる事があれば幸いです。

ちょっと長くなる予感がするのですが、しっかりと基盤整備をしていこうと思います。

何か仕事を始めようと思う前に自分の考えている事が社会にとって本当に必要な事なのか、単なる趣味(そんなのもあれば便利でいいね。)で終わってしまうのかきちんと検証しなくてはいけないかと思います。

自分の思いだけで、これは「いける!」と思っていても他人から見れば全く興味も無い事も多いのではないでしょうか。特に技術畑の方はこれにハマルパターンが多いようです。何度もクールダウンしながら進める事が重要かもしれません。大事な事はお金を払ってでも求めてくれる人がいる事です。

さて、そんな事で
生活していく上で必要な事は何か?から確認していきたいと思います。
まずは当然あるのは必需品。広くは「衣・食・住」関連ですよね。
それと同時にいつの時代にも流行があります。その流行を必需品とどうリンクしているのか確認してみましょう。

時代検証
時代検証をしていく上で外せないのが「三種の神器」の存在でしょうか。
1950年代から始まりそれはテレビ、冷蔵庫、洗濯機です。これら3品目の家電は、努力すれば手が届く夢の商品であり、新しい生活の象徴だったようです。(私が子供の時には既に普及していたのでよくわかりませんが。)

高度成長期・3Cの登場
1960年代にはいると、カラーテレビ (Color television)・クーラー (Cooler)・自動車 (Car) の3種類の耐久消費財が新・三種の神器として喧伝され始める。これら3種類の耐久消費財の頭文字が総てCであることから、3Cとも呼ばれた。この時の大きなトピックスは1964年(昭和39年)の東京オリンピックではないでしょうか。2020年の東京オリンピックにも何か大きな変化が起きる予感がします。

デジタル三種
2000年に入ると急速にデジタル家電化が進みます。デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビがデジタル三種の神器と呼ばれ、PCの普及はこれ以前から徐々に拡大していたものの、高価格商品だったという事もあり爆発的な普及という位置付けではなかったようです。

上記を確認してみて傾向的に言える事は「物」への欲求ですよね。
生活を便利にする製品への欲求でしょうか。冷蔵庫、洗濯機は必然的に無くてはならないものであるという事は素直に感じます。でもテレビはどうでしょうか。多分、オリンピックという時代の後押しがあったから普及したのかもしれません。もしくは時代がopenになっていく過程で潜在的に情報を欲していたから。そんな気がします。

今の時代は情報が散乱している。逆に必要な情報を精査するサービスからyahoo,
googoleのようなサービスのneedsが生まれてきたのかも知れません。

さて、話を戻しますが、上記の3種の神器である流行は直接的には衣食住とは絡まない趣味・娯楽の部分という事ではないかという事も言えるかと思います。
高度成長期に入り生活に「ゆとり」が生まれだした時代だからこそ、生活必需品以外の部分にお金を払える生活感が生まれたのかも知れません。

さてさて、ではこれからの社会がシュリンクしていく厳しい時代、何が求められるのか?

一つKeywordとして「(生活の、暮らし)本質」に的を当ててみたいと思います。
ちょっと、気になったweb記事をご紹介します。

社団法人 日本家庭生活研究協会
こちらのコラムで「家庭の本質」という記事を見つけました。この中で
・家庭は下底である
・家庭は過程である
・家庭は仮定である
という事を書かれております。ちょっと、きちんと読まないと誤解を与えてしまうようなタイトルですが。

ここから感じる事として上記3種の神器は夢を求める欲求である事に対して、上記記事で家庭とは
生活を支える支点という事のGAPがビジネスの本質ではないかと感じてしまいました。

極論してしまえば家庭とは地味で同じ繰り返し。その捌け口を求めて何かアクションをする。
大きな買い物では家、旅行であったり小さな事であれば外食かもしれない。
まだまだ奥が深そうなので次回に・・・。



2013年11月14日木曜日

ありそうで無い?住まいのコンシェルジェ

前回、書いたFC展示会の続きになりますが
ハウスクリーニングで何を考えているかと言いますと

いつ来るか分からない不動産業をするくらいならば、顧客の接点を作る方法は無いかと考えた際に家庭の中のメンテナンスを継続して受ける事が顧客との関係を作る上で最も早道ではないかと考えたからです。はっきり言って一番必要が少ない業種が不動産業であるとしたらハウスクリーニング業は見近かな存在ですよね。でも私はこれも入口の一つかと思ってます
暮らしを支えて行く上では、
住まい探し (不動産業)
建築(建築士)
リフォーム(建設業)
ハウスメンテ ???無資格ok??
金融 税務相談 (税理士、FP)
保険 (保険募集人資格)
法律対応( 弁護士)
が全てに相互関係を持っています
でも、これらを総合的にワンストップで相談出来るサービスってないんですよね。一人だと無理でしょうがそれぞれのプロが集まって一つの集団になればいいだけです。無ければ作りたいそれだけです。
皆さんはそんなプロと知り合がいないからで終わってしまうかも知れません。
私も当初そう思いましたが以外にも、周りの仲間を振り返ったらハウスクリーニング以外のプロが全て揃っているではないですか?早速、酒の席で冗談で話したら面白いね!意外な展開に我ながらビックリです。
と、あれば言った以上は何かを始めなくてはと思い早速アクション。

何か出来そうな予感です。


FC(フランチャイズ)起業・独立フェアに行ってきました。

今日、友人に誘われ池袋サンシャインシテイで開かれているFC(フランチャイズ)起業・独立フェアに行ってきました。

13,14日の2日間開かれてますが、結構な人が入ってました。

当方の友人は親の残した自宅があり、自宅の売却も検討してますが何かに転用できないかを検討しています。いろいろやりたい事はあるようなのですが、如何せん今まで関わった事の無いビジネスを始めようとしているのですから、まずは情報収集としての活動です。

結構なブースを周り話を聞きました。真面目に3時間位いたでしょうか。

大手コンビニから始まり、福祉関連、ハウスクリーニング、飲食店舗開業などなど。

正直、大手コンビニ業界などはしっかりとしたビジネスモデルが描かれ、説明も説得力があります。但し、既にコンビニ業界は飽和状態であり、例え、店舗開業まで漕ぎ着けたとしても本部側の戦略で閉店に追い込まれるリスクも感じ、ましてはオーナーの過酷な労働が知れ渡っている今ではハイリスク、ローリターンである事を強く感じます。

さて、実は私達は数社聞きたい企業があり訪問しました。
・介護福祉関連
・ハウスクリーニング関連

介護福祉関連
卒直に言います。(企業名は営業妨害になるので出せません。)
介護福祉関連のFCは施設開設の準備、申請確認はやりますが、実務はオーナーがやってくださいというもの。FCとして加盟及び、本部に期待するメリットは?・・・
事実はアドバイスと開設後の教育(実際にはマニュアルの提供だけのようであるが)がメインのようです。それと加盟料がバカ高い・・・。加盟料の対価として具体的な内容があれば理解できるんですが、何もしてもらえないのに単なる暖簾代との説明には如何なものかと思う次第です。
それと、説明をしてもらえませんでしたが、介護福祉施設は法改正が4年に一度あり、来年大幅な改正が行われます。今は介護手当として国の負担が9割でビジネスが成り立っているのですが、来年度以降見直されます。そしたら今開業しようとしている方々の収益モデルは・・・・根底からビジネスを見直さなくてはならない事態になるかもしれないのに、何故大事な事を説明しようとしないのでしょうか?。こちらの業界はよく判りません。

ハウスクリーニング関連
こちらは結構しっかりとしたビジネス内容でした。こちらも社名は出しませんが、家事支援業という業界では2番手の大手です。
一番のメリットは実際にFCで開業をしているオーナーの方が、たまたまブースに居て説明して頂いた事。やはり営業マン相手だと本質の話が出来ないですよね。私もメーカー営業なので良くわかります。
収益モデルも本当に机上の空論でそんなに行かないのではとか、不信感もやはりありますが卒直にその方には教えてもらえました。4ヶ月間は売り上げが上がらなかった事。その間、ポステイングに時間をしていた事。過渡期の収益と平均値。やはり、実際と宣伝では大きく違うものですが、こちらの業者の資料はまんざら好い事だけの説明では無かったです。
直接話しを聞く、最も大きなメリットはリアルな現実を聞ける事ですよね。汗を実際に流している人の話だから信憑性がある。それが全てです。
そんな中から、企業が向き合う姿勢などがチラチラと見え隠れしてくるものかと思います。卒直に言ってこの企業の言っている事はまずは素直に飲み込めました。
それと、この企業FCのロイヤルテイで儲けようとして無い点も好きです。加盟金が20
万。ロイヤルテイが年間6万。では何が収益源なのか?答えははっきり言ってもらえたのが良かったのですが、クリーニングに関わる機材販売との事。これに150万程掛かります。但し、サプライ品ではないので一時的な初期費用のみとなりこれは対価もはっきりしているので納得できます。延々と2時間弱説明を聞いてしまった訳ですが、会場まで足を運び大きなメリットが得られました。

私も業界情報、営業プレゼントーク、顧客リアル感の持たせ方などなど、いろいろ勉強になりました。


皆さんも、起業を検討される上で安定的ビジネス軌道を考えFCを検討されている方もいらっしゃるかと思いますが実際に起業されている方から説明を聞かれる事をお勧めします。業者の説明だけだと実際に起業した後、こんなはずでは・・・となりますのでしっかりとお聞きください。出来れば、誰か冷静な目で見られる第3者とお聞きされる方が良いかと思います。


2013年11月12日火曜日

贅沢を超えた本当のお金持ちの方の考え方。「ixoost」

「iXoost」その名の通り排気管です。


でも、タダものではありません。
究極のiphone/ipad用スピーカー。
マニホールドパイプは本当のF1のパーツを利用したもの。
 
orderでお好みの車種のものも選べます。
Ford Cosworth DFV から2008 Ferrari F1 056 V8など。
 
形ばかりではなく、音もきちんとチューニングをしているようです。
そしてケースもバイククランクケース用のAnticorodal 6082というアルミニウム合金の塊よりひとつひとつ削り出し。それもモデナ・ASPA社の5軸NC工作機械による高度な切削技術で加工という拘り方からも物作りの思いがヒシヒシと感じてきます。

コスト意識よりも究極を極める事が本物の金持ちの考え方なのですね。

私はここまでお金を使う勇気と手持ちはありませんが、本物趣向の方にはお勧めしたい一品です。

まだ私も音は聞いてませんが、六本木にあるRESTIRhttp://www.restir.com)では扱っているようですのでご興味ある方は是非。

家探し。自転車を貸してくれる不動産屋さんは無いのかな〜。

不動産業に思う事ですが、家の内見をする時に自転車の貸し出しをしてくれる所はないでしょうか。大体が、不動産屋の社有車で3軒位連れ回されるかと思います。
何気なく、案内されているようですが、ちゃんとシナリオがあるのを皆さん知ってましたか?
1軒目 予算に対して安いがボロ屋
2軒目 少しグレードが上がるが予算外の所
3軒目 予算内であるが、それなりの所。

どう感じますか?心理的には数件回っても理想に近い所はないんだなという気持ちにしておいて3軒目で妥協させる。これが鉄則です。

もう一つ、最悪なのが、当方の都合を考えず、契約するまで引きずり回す営業。
もちろん、契約してもらって何ぼの世界ですから見込み客は返しません。
断り文句はいろいろありますが、女性が一人で家探しを依頼した時などは中々、断れないんじゃないかと思います。

それと、本当に知りたいのは周囲の環境ですよね。スーパーはどこか。どんな物を売っているのか。公園は?駅の自転車置き場は・・・雨、雪の日なら別ですが、一人でゆっくりと環境を確かめたい事もあるかと思います。

そんな時に自転車の貸し出しなんてサービスは無いんでしょうか。
身分証明なども全て書いているんですから何も心配ないかと思いますが。
私ならお金を払っても借りたいです。
そんなサービス賛成の方いませんか。

PS
私の初めての転勤は今でも覚えてますが、10月21日付け札幌支店への異動でした。
家探しは半期明けの10月1日に行き。しかしその日は札幌でも珍しく、初雪がどっさりと降った日で妻と涙、涙の家探し。そこでお世話になった不動産屋さんは本当に良い人でした。
北海道だけは秋に転勤するものではありません。これから冬を目の前にして心は最悪のテンション。やはり、春。これから最高のシーズンが来るという前向きな気持ちになります。

「幸」と「辛」。たった一本の線を掴む事。

ちょっと、辛い思いをした時、思い出してみてください。


生きていく上で、人との付き合いが辛くなる事がありませんか。
(私は正にそんな場面です。)

blogを書いていて思う事ですが、知らず知らずのうちに自分の気持ち、目標を誰かに理解してもらいたい気持ちがある事をふと思います。
人間皆、無視される事が何よりも辛く、人に認められたい気持ちが誰にでもあります。
又、自己愛というものを皆持っています。そして人から傷つけられる事を嫌います。それが、人間の本質の欲望だと思います。
年をとれば人間強くなっているかも知れませんが、それ以上に自分に置かれた立場や、周囲との年齢差が大きなGAPとなって現れます。若い時には先輩を慕い、失敗しても若さゆえ許される事も年をとると中々許されなく、自分との葛藤がここに現れます。
職業病とも言われる鬱病になられる方は特に自分への責任感の強い方が多いように聞きます。自分が行ってきた仕事観と現在のギャップ。
要領がよい者が出世し、まじめになってきた方が追いやられる現実もあろうかと思います。
でも、どんなにやる気が下がってしまった方でも人間の本質の中に生きる事への執着は必ずあるかと思います。
気持ちはどんなに打ちのめされても、立ち上がろうとする気持ちは人間の本質なので最後の最後まで人間を支えてくれるものでしょう。
今、辛い思いをしている方、是非とも「辛い」という字をしっかりと見てください。
一本の字を入れる事で「幸」という字になります。たった一本、表と裏の関係かも知れません。ちょっとした何かを掴む事です。

さあ、気分を取り戻し何か新しい事を始め、人生を変えようではありませんか。
悩んでいないで何か1歩踏み出し環境を変えれば人生変わると信じ。

2013年11月8日金曜日

マクドナルドの経営不振 (4割減益=販売減、原材料高で1~9月期)

本日のyahooニュースでこんな記事が書かれてました。
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日本マクドナルドホールディングスが7日発表した2013年1~9月期連結決算は、売上高が前年同期比10.6%減の1973億円、本業のもうけを示す営業利益が39.2%減の107億7400万円の大幅な減収減益となった。競合他社との競争激化や原材料の値上がりが響いた。純利益は36.3%減の63億9400万円だった。 
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皆さんはこの記事を見てどう思いますか。
・経営不振なので、値下げキャンペーンでもする事を願いますか?

私はこの記事が何を伝えたいのか正直分かりません。
だって、マクドナルドは本業は飲食業では無いからです。

マクドナルドは不動産業であり、ハンバーガーの飲食サービスというテナントビジネスだからです。
マクドナルドの貸借対照表を見てみると、固定資産が非常に高いことに気が付きます。
マクドナルドは、他の外食産業に比べて、圧倒的に固定資産が多く、その大半は土地や店舗物件関係かと思います。
マクドナルドの利益率が9%と、他の外食産業にくらべて高いとされていますが、その理由に、この固定資産による費用の節約も一つの要因となっているのでしょう。
不動産として保有していれば、最初は原価償却費がかさむものの、後は維持費・税金くらいで、賃貸やリース料を払わなくてすむので、利益率はあがっていきます。
売上高利益率が上がる一方で、資産を抱えることになれば、総資産回転率も下がりますが、この収益構造は、まさに不動産そのものであります。
要は不動産の売買を自社でコントロールする事で利益率を調整できるという事ですね。
流石です。
さて、上記の記事にもどりますね。
ハンバーガーの販売減益。定石だと今までどうしていたのか?
フランチャイズにしているのは、ロイヤルテイという確実な収益で、高利益率のビジネスモデルが実現するためであり、さらに不採算店舗についても、飲食販売で土地代すら稼げないところは、価値のない立地と判断され、ばっさり切っていく。
これらの手法により、優良な物件を手に入れて、ロイヤルテイで低収益でも、リスクの低い利益をあげることができる。固定費が多いと、少しの売上の変動で利益が振られるレバリッジ効果も、これで軽減することができる。
そんなビジネスモデルの企業なのに何故、今回の記事は何を意味しているのでしょうか。
株主対策なのか、その先の新たなビジネスプランがあるのか。
その方が気になります。 

2013年11月7日木曜日

PDCA 1か月レビュー。

Blogを書き始めて1ヶ月。
一応、マッケッテイングの仕事をしている立場もあるのでPDCAは回そうかと思います。

皆さんは自分のWEB,BLOGをどのように定量評価してますか?

GoogleのBloggerを使って良かったと思う事がいろいろ出てきました。
その辺から・・・まずはC(チェック)

一番のメリットは「統計」機能。
Google analistは使った事はありますが、趣味なの世界なのでそこまで詳細解析はいりません。ECサイトを立ち上げたなら、真剣にやろうと思いますが、今はそこまでは結構。

そんな方にはこの「統計」機能の障壁は低いですね。
1ヶ月間でのアタッチ目処も何も考えず始めたのですが、意外、意外で見て頂ける方の多さにびっくりです。(何も案内してないのに1.5KPVはびっくりです。)
見て頂いている方が更に驚きで国別表示では半分がアメリカ合衆国。次が日本。
Google検索経由でのヒット検索。多分、interactionというタイトルが海外では一般的だからでしょうか。

という事を踏まえAct(アクション)
せっかく読んで頂ける方がいるのであれば、バイリンガル対応にしました。
以前、一度、息子に頼んで英訳で記事にしましたが、さすがGoogleです。リアル編集機能を提供してましたのでサブメニューにTrans機能を追加。(本当に合っているかどうかは別ですが)英語だけではなく、多国語対応です。素晴らしい!!

全体のレイアウトも変えました。何かすっきりしました。

さて、仮にもマーケッターとしては費用対効果を明確にするのが癖になってますが、そこはお遊びなので軽く触れておきます。
Blog開始後半月位から使える機能は全てやってみようと思い、adsenseに登録。
誤解されないように書いておきますが、儲ける事が目的ではありませんので・・・。
いろいろ切り口はありますが、
私はサラリーマンなので会社上の時給をベースに作業工数計算し、広告料のROI(投資収益率)を軽く計算。

時給は4,500円。
作業時間が40件/10月分×15分程度/1件=45,000円/月(評価原価)
adsense広告料は僅か千数百円なので・・・・考えるまでもなく、まったくの赤字です。

でも、いいんです。そんな目的の為にやっているのではないので。
見て頂ける方がいる以上、これからも真剣に書いていきます。



家探し。住む前に住環境を調べられるサービスがあれば使いますか?

家探しの最大の関心事、心配事はこれから住もうとする所の環境や人についてではないでしょうか。

そんな悩み、情報を提供してくれるサービスがアメリカにはあります。
アメリカでは不動産に関するさまざまな情報がMultiple Listing Service(MLS)と呼ばれるシステムに登録されております。

日本のレインズとは根本的に目的、活用方法が異なっています。

MLSを通じて不動産の売手業者と買手業者が協力して不動産の仲介をしたり、MLSに登録されている情報をもとにして不動産の価値を評価したりすることができます。
Metropolitan Regional Information Systems(MRIS) は、アメリカで最大規模のMLSであり、メリーランド、ワシントンD.C.、北バージニア、西バージニアとペンシルベニアの一部を含む、ワシントン・ボル チモア広域都市圏をカバーしています。MRISには価格、写真、住宅ツアー、フロアプラン、地図など、日本でもお馴染みの情報だけでなく、公的機関から入手したデータを選択・加工・編集し、利用者が理解しやすいような形式で提供しており情報量は驚くほど多彩です。
MRISはHomesDatabaseというWebサイトを通じて、一般消費者向けにもデータをわかりやすい形で提供しています。HomesDatabaseはMRISの機能を利用したサイトであり、最も集客力のある不動産サイトの1つです。

HomesDatabaseでは、住宅、住人、経済、学校、環境、クオリティ・オブ・ライフ、地図などの分野ごとに詳細な情報を知ることができます。



日本には無いサービスですが、Bigdataの活用方法としては可能性の高い部分であり現実性の高いサービスだと思ってます。

不動産業者の方にとっては自社が情報をコントロールする事で優位な立場を保持したい部分もあろうかと思いますが、パワーユーザーは独自に情報を収集します。
今の時代だからこそ、こんなサービスが国内でも必要です。 そして近い将来誰かが、必ずやります。

2013年11月6日水曜日

至福の宿

秋も深まり温泉宿に行かれる事も多いかと思います。
温泉宿で思う事ですが、何故、落ち着き、気持ちがリフレッシュできるのか。

和室、洋室、それぞれあろうかと思いますが、何故か落ち着きます。
部屋は8畳程度でしょうか。特別な設備がある訳でもなく、小型のテレビ、冷蔵庫、茶の用具
どこに行ってもそんなもんでしょう。

部屋もキレイな所から、歴史を感じる古い部屋。
どんな部屋でも何故か落ち着き、寛ぐ事ができます。

自宅と何が違うのでしょうか?
窓から見える景色でしょうか。
風呂の存在?
食事?

旅行に来ているという安堵感でしょうか。

温泉宿に来てもう一つ思う事。
生活に必要な持ち物って、本当は限られていて、自宅に保有している物は不要な物が一杯あるのではないかと。

「住まい」が最も落ち着く所を目指していくと本当は何が必要なのでしょうか。
もっともっとシンプルな生活の方が落ち着くのかも知れません。

紅葉の秋、ゆっくりと温泉につかりながら、住まいの本質の要件を考えてみませんか。


2013年11月5日火曜日

clash of clain(クラクラ)と経済学

clash of clainというゲームがあるんですが、ご存知でしょうか。
村に兵隊を作り、強化拡大していくというゲームです。
今はやりのアプリ内課金システムを組み込んでいるゲームですが、課金しなくても増強していく事は可能です。
昔、「Simcity」というゲームがありましたが、そんな平和なゲームではなく、狩猟民族の方が作ったようなゲームです。増強していく為には、他の部落を攻め金貨、エリクサーというエネルギーを強奪していくという話です。あまり、子供には進めたくないゲームですが、ハマッテしまいました。

このゲームの最大の特徴は村を増強していく為には、資産としての「金貨」「エリクサー」を活用しなくてはならない事です。しかし、シールドと言う村を守る機能が切れると敵が攻めて来る為、村の防御(壁、兵器)も同時に構築しなくてはならない作りとなっています。
何か、今までもあったようで新しいそんなゲームです。

何とも難しい点は
①資産は貯めて保有していたい。リスクは負いたくない。→貯金していたくとも、強奪される。
②資産運用を活用して強い兵隊に育成していかなくてはならないが、兵隊は参戦してしまうと
 没収される。(相手陣地に投入しないのであれば、そのままの兵隊数が保持される
③陣地の守り、兵力増加、資産活用方法の戦略ポリシーが必要。個々のアイテムをグレードアップし、強化しようとする場合、グレードアップする時間がリアルに必要となる。
マネージメント力が必要。

結構、難しいゲームです。
資産管理、マネージメント力、オペレーション力、資本投下効率からの優先順位付けから常に維持、ケアしなくては衰退して行ってしまうゲームです。やりだしたら、止められなくゲームです。会社経営みたいですね。
だから嵌るのでしょうか。

さて、このゲームははっきり言ってお国柄が出てきます。
日本人の性格上、明らかに不向きでしょう・・・・。グローバルランクも出るゲームですが、上位40番程度まではいつも欧州の方のようです。
これはあくまでもゲームなので真剣にやる必要はないのですが、真面目に考えると「レバレッジ」を最大限に得るという考え方がポイントになろうかと思います。

先ほどの

①資産は貯めて保有していたい。リスクは負いたくない。

これは資産家の方、古い方ほど強く持たれているかと思います。要は資産はそっとしておきたい。
でもこのゲーム、そーと資産管理して貯めておいても強奪されてしまうんです。
最大のリスクは資産を保有している事。そして活用する事で村全体が維持、増強、拡大されていくという当にセオリー通りのゲームなんです。

ゲームだけならいいんですが、現実に旨い儲け話で「資産を投資信託運用しませんか?○○さんもやっていて、リスクは無いですから。」なんて話に乗ってしまうのも日本人。
海外の人はまず騙されません。基本は契約社会なので明文化されている事しか信じません。
まさに、上記の深層心理を巧みに利用するケースなのです。ご注意ください。

そう言う私もこのゲームにリアルで幾ら投資したかな~。(後悔)

2013年11月4日月曜日

成功の裏にある人間らしさ

昨夜は楽天の優勝にもらい涙をしてしまった私。
そこにあるのは天下を取った無敵の姿。

その姿をみていると今までの苦労は微塵にも感じませんが、長い苦労があって今がある事を感じ取ります。星野監督もその一人ではないでしょうか。
だからこそ、皆が応援する。
苦労をした人でないと伝える事ができない人間臭さがある。

優勝しても謙虚であり、人を思いやる気持ちを感じます。
優勝メッセージの言葉には今まで支えてくれた人の感謝が込められているからこそ素直に言葉が現れ、人々も素直に共感できる。とても素晴らしい人です。

ビジネスの場でも時代を掴み、大成功している人は沢山います。
しかし、私は、本当にその人の価値を感じるのは今成功している内容ではなく、その人が歩んできた中で起こった失敗談と苦悩。そして課題にどう対峙してきたかという生き方、考え方です。
成功している方々の経歴を拝見すると、一流大学を出て、海外留学してMBAを取得しました。と言った内容をこの頃よく見かけますが私は何ら興味を持てません。
資本主義の時代ですから、資金があって優れた教育を受けて資格を取って、起業して・・・であれば当然のシナリオが描かれているはずですが、おっと、どっこいそんな人は一時は景気がいい場面もあるますが、長続きしません。だって、人間臭くないから。
仕事を一緒になってしている人も人間です。人が人を支援していこうと考えた時、共感できる何かがなければ事務的な仕事で終わってしまします。では何が共感を呼び起こすのか。私は人間が失敗しても立ち直ろうとする謙虚な姿に周囲が共感するのではないかと考えます。仕事の場面、職場でも「傷を舐め合う仲間」というのがあろうかと思いますが、正に同じ境遇で苦労してきた人間同士であるから悩みを分ち合い、助け合おうという気持ちが芽生えるのではないでしょうか。

私が好きな方で(お会いした事はありませんが)
今の時代を掴まれている方がおります。

Real Estate東京R不動産の運営メンバーであるopen A 馬場正尊さんのBlog

この方も大変な経歴の持ち主ですが、それ以上にとても人間臭い、奥深さを感じます。
私は住まいは「作品」ではなく生活の場と考えます。
住まいを設計される方の生き方、価値観が住まいに反映されるのは当然です。
自分の性格と正直に対峙し、自分の生き方を探されてきた。
それ以前にそんな生々しいリアルな自分、生活感を正直に告白している建築家ってあまり知りません。
実際設計された建築物は直接関係してないかと思いますが、多くの方が、東京R不動産の物件に共感を得てそんな「住まい」に住んでみたいと感じられている理由には企業理念の底辺にそんな思いが込められている事を感じるからかも知れません。
都会に住む人はあえて言葉には出したがらないかも知れませんが、「人間臭さ」がこれからの社会に必要なKeyWordなのかも知れません。
NHKの「海女ちゃん」もその一つかも知れません。

言葉には出さなくても、人間の本質を把握されている方の仕事だからこそ、安心感を感じ、そこに人が集まるのではないでしょうか。「一流の仕事」です。

2013年11月3日日曜日

美しすぎます。星野監督

楽天が勝った!。
田中が投げて勝った。

本当におめでとう。

そして星野監督の涙が美しかった。
選手を信じる事、東北の人々への感謝という思いを背負い3年間戦ってきた。
東北の方々への感謝の気持ち、選手への感謝と共に、対戦相手である巨人への思いやりも。星野監督の一言一言に重みがあった。

気持ちが一体となる姿、美しい姿と感動を本当にありがとう。

2013年11月2日土曜日

サービス・ファシリティ

以前にも話をしましたが、自分のミッションは何かを常に考えています。

自分が今までしてきた事、経験が実は何かでつながっているのではないか?
自分では気がつかないうちに見えない糸で引っ張られているんでないかと。

元々、物作りが好きで、機械工学を学んでいたが、大学卒業前になってやっと、工業デザインを目指していた自分に気付き。常に最前線の製品に触れたくて営業、マーケッテイングをやっていた自分。

しかし、何時しか、不動産、FPの必要性を感じて資格を取っていたが、フッと思うと何がしたかったんだろうと。何かに導かれているんでないかと。この頃思うようになっていた。

今日、MODOのセミナーに参加して脳裏を過った事があります。
3Dプリンタも値段が下がってきたので買う事自体は簡単になってきた。でも自分も20年もプリンタビジネスをやってきたから分かるけど、プリンタは単なる出力機。アプリケーションというソフトからデータ出力の指示が無ければタダの箱。それもどんなにプリンタが表現力を持っていてもアプリケーション側がクリエイテイブな設計思想と実現できるUIが無ければプリンタの能力を活かせないと。これは家も同じ。住まいを活用できるかどうかはそこに住む人の生活感性次第。もう一つの金融、土地資産も活用しなければタダの負債。(クリエータは住み手でアプリケーションは不動産業者かも・・・)

やっている事は違っても、同じ課題に対してそれぞれ違うベクトルから解決策を探そうとしていたんではないかとフッと思いました。それも無意識のうちに・・・・。ちょっと自分でも怖さを感じました。

課題解決策として何をするべきかはこれから考えますが、ちょっと、皆さんに聞きたい事があります。

FABLABってこの頃聞くようになりましたよね。
まだまだ場所は少ないですが、都内、鎌倉など数カ所あるように聞いてます。

でも、何か敷居が高く感じるのは私だけでしょうか。高価な機材もあるようですし。
もっと、楽な気持ちで素直に自分の中にある自分の考えている事を形にしたいと思いませんか。私は幾らでもあります。そして何かを形にする事を喜びとしています。

皆さん、そんな場所が身近にあったら利用しますか?
・どんな環境の条件が必要でしょう。(都内から何分以内であれば?)
・設備は?場所だけあれば良い?(機械・アプリケーション)
・幾らまでならば運営に協賛してもらえますか。

私は場所を作る事は目的だとは思ってません。本質はノウハウがある方々とのコミュニケーションの場を通して自己実現へと繋がる環境作りではないのではと。

その為に、「サービス・ファシリティ」を提供する人が必要となるのであれば、もしかしたらそれが私のミッションなのかな〜なんて思ったりしました。
悪い夢かも知れませんね。

でも、そうだったらやります。
自分の為、人の為にも。
一緒にやってもらえる人はいますか?

modo701セミナー行ってきました。

朝からワクワク感一杯でセミナーに行ってきました。
事前に体験版、データを送ってもらっており、MACにインストールし、資料はプリントアウトして準備完了です。

朝は10時からですが、降りた事が無い地下鉄の駅なので早めに家を出て。
参加者は5名。若い人ばかりかと思っていたら、同じ位の方が多くちょっと意外です。
でもやはり、業界の方の臭いがします。
ド素人は私だけか?でもいいんです。初級編だから。宜しくお願いします。

実は私、大昔、shadeのMac初期版の購入ユーザーでした。でも買って数度しか使わず。
何故かと言うと、マニュアルを読んでも、どう使ったらいいか全く解らない為。
そのまま放置プレーです。

しかし、良く聞くとshadeはモデリングが難しい見たかったらしいです。
今回はそれを克服できるかどうかが一つの壁。

さて、到着し、席に着くと・・・。始めの驚きが。
プロジェクターから、サンプル動画画像が音楽と共に流れているんですが、カッコ良すぎ。10分程、見とれてました。まるでハリウッド映画そのままです。またハードルが上がってしまった感じです⬇。

授業が始まり、画面構成、操作から順次説明を頂き・・・。何か出来そう!!
ベジェ見たいな難解な慣れもいらず。自然にモデリングができるんです。ややや。
面白いです。しかし、機能がありすぎます。恐るべしMODO.

5時まで説明を受けましたがどうにか人形が作れるまでになった自分が嬉しい。
サンプル動画のような作品が作れるようになるには遥かな時間がかかりそうですが、第一歩目の今日としてはしっかりとした手応えを感じた充実の1日です。
いつかは名クリエイターになるぞ!

自分から何かを始めなくては何も始まりませんものね。

講師の藤尾先生。ご丁寧な説明ありがとうございました。