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2013年12月15日日曜日

3DCGの業界構造?

始めたばかりのCGですが、
仕事の癖といいましょうか、どうも全体像が見えなくてはしっくりと来ない性分でして・・。

3DCGで何ができるのか、どんな仕事があるのかを調べる事に。

・3DCGフォ​トグラファー
・ビジュアライゼーション
・コンセプトアートグラファー

何か聞きなれない名前が一杯出てきました。
私も、一応この業界人かと思ってましたが、時代は変っているんですね。

前提条件を先に言っておきますと、3DCGもピンから切りがあり、お絵かき程度のCGのものからハイエンドとなる写真(以上)画質をCG作成できるアプリまで様々です。

私が目指しているのは費用的にはハイまで行けないのですが、品質はハイエンドの分野です。
先般お伝えしたように「MODO701」の正式ユーザー。(能力は初心者ですが)

そんな中で上記の分野は何ぞや?から
・3DCGフォ​トグラファー
今の最新CGは既に写真を越えていると言っていいのではないでしょうか。
極端な話、プロダクト写真は新製品のサンプルが出来て来なければ撮影できません。
そのような場合、CGでサンプル品を作ってしまいます。写真の品質を左右するのはライテング。
私も写真館の出力周りの仕事をやってましたが、スタジオが命です。
それが、このCGではライテングのセッテイングから、反射率の設定まで全てができるようになっています。これからは写真を見ても現実の物かどうか疑う目を持つ事が必要になります。

・ビジュアライゼーション
建築分野で使われる名称ですが、形状やモデルの検証、光や影のレンダリング、そしてウォークスルーやフライバイアニメーションを含む各段階で3DCGを使用されるようです

・コンセプトアートグラファー
一番新しい分野の仕事かもしれません。
簡単に言うと、映画製作などの企画段階でどんなシチュエーション(セット)にするかなどの概念を落とし込んで抽象化する制作のようです。

最先端の仕事だけを取り上げましたが、既に時代は変わろうとしてます。
もうデジカメの写真を印字する時代ではないかも知れません。

話は逸れますが、人のスキルには3つの要素があります。
・テクニカルスキル(技術的能力)
・ヒューマンスキル(対人能力)
・コンセプチュアルスキル(概念化能力)

概念化能力とは潜在的な要素を顕在化する能力などと言われます。
ビジネスの場では一般に経営理念や戦略策定、意思決定、そして戦略実行。
PDCAサイクルの管理など、マネジメントに関する能力などと言われてます。
要はぼんやりしたニーズを見える形に置き換えコーデイネートできる力でしょうか。

いろんな仕事がありますが、ニーズを汲み取り、OneByOneで健在化するビジネスというのは究極の仕事であり、どんな業種であっても必要とされる存在ではないかと思います。
私も必要とされる人間を目指して頑張ります。

そしてその最先端の仕事をしている方がいるのでご案内します。
http://www.ineistudio.com/