世の中、それぞれの専門分野がある。
企業内でも事業部、部署ごとに専門領域があり、縦構造となっている。
更に中小企業ではより顕著に専門領域に特化した職域がある。
明確なのは士業だろう。
士業は許認可が必要である反面、独占的な仕事を得ることができる。
これらの士業は殆どの業種で協会が存在し、相互協力するという建前の元に実際はその士業者を統括し、士業全体の規律を保とうとする。
さて、これからの時代従来からの専門領域はどうなるのであろうか。
課題があり、解決する為に専門家に頼る顧客となりえる方がたから見れば、士業は解決手段であり、その課題が多岐に渡れば複数の士業に別々に相談しなくてはならない。
又、問題点が明確であれば、具体的にどのような士業に相談すれば良いかは明らかになるが、実際には潜在的な課題を抱えている方も多く、顕在的な問題まで掘り出す事自体大きな体力を要する事も多いだろう。
更に、課題が明確になり専門家に相談しようと思ってもなかなか士業とのパイプがある方は少ない。昔であれば、ご近所の方に知り合いがいないか相談する事もできただろうが、近所付き合いも少なくなった現代、更には問題も複雑になっている世の中、近くの他人には簡単には相談できる事も限られているかと思う。
顧客の課題を噛み砕き、手段として士業を横刺しにできる仕事が必要ではないかと思う。
更には、クリエイターの仕事など、形無いものを作り出す仕事も単にアイデアやスケッチを作るだけでは無いので、弁護士、司法書士などとの連携を仲介する仕事も必要だと思う。
士業という職域を保持しようとする本質があるだけに簡単には踏み込めない課題であるが、本当に生き残りを掛けて課題を抱えているのはそれら士業、クリエイターの方がたでは無いかと思う。
課題を解決したい一般の方がた、生き残りを掛けて新たな顧客開拓をしたい士業を繋ぐビジネス。interaction designは相互作用から生まれる付加価値創出。
何か夢が見えてきた。
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