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2016年1月14日木曜日

起業の悩み 製品作りはプレゼント探し

起業したばかりの頃は多くの夢を持って自分しかないサービス、製品を提供するんだと大きな夢を抱いているものでしょう。
しかし、起業してまず一つ目の壁は孤独との壁。
仲間との共同起業もあろうかと思いますが、これはこれで考え方の違いや背負っている家庭状況によって自然と価値観が変わってくるものです。結果、数年程度で別れを覚悟しなくてはならない時がやって来る事が多いものです。

2つ目の壁は、活動資金の不安。
概ね設立資本金を活動原資として取り崩していくものですが、中には最初から計画不足から個人から法人への貸付を要する事もあろうかと思います。
この個人からの貸付も個人の貯蓄があるうちはいいのですが、会社が軌道にのるまでどこまで我慢できるかかと思います。
誰でも、経費を節約する方向になろうかと思いますが、これは全くの逆効果かと思います。経費と言っても接待などの交際費は費用対効果限界まで削る必要はあろうかと思いますが、「金」を産む道具などの設備投資をしないと新たな仕事自体も生み出す事は出来ないと思います。節約に関しては企業活動も当然の事ながら、経営者である個人の生活も同じで節約ばかりしていれば、家庭内もギスギスし始めます。
考え方としては前向きに節約よりも如何に売り上げを増やすかを考える事を考えるべきかと思います。

3つ目の壁は売れる製品を増やそうと悩む事。
起業したばかりで半年程度は役所関連の届け出、税務などに翻弄します。
しかし、落ち着き出すと

「何どうやって売ろう」
「ずっと考えているけど、なかなか商品が決まらない」
と言う悪循環にハマっていきます。
そして資金操りとのスパイラルダウンにハマってしまう。
こんな時こそ、落ち着いて考えてみましょう。

彼女にプレゼントする時にどうやってプレゼントを探しますか?
彼女に喜んでもらえる物をまず考えますよね。
そして、それをもらった彼女の顔を想像してみる。
それがしっかり見えたらどこで買えるか探して金を握りしめて買い物に行く!!

しかし、自分が売り手になると
どんな製品を売ろうか?から入っ考えてしまっていませんか。
誰に喜んでもらいたい製品なのでしょうか。
本当にその製品を買ってもらったら喜んでもらえますか。

そして大事な事は誰にでも喜んでもらえる製品でなくても良い事です。
たった一人の大事な人に喜んでもらえればいいんです。
顧客を絞り込めば絞るほど必要とする顧客は増えます。

なぜならは、その人だけに精一杯オンリーワンを提供しようとするから。

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