「モノつくり」「Design thinking」本屋に行くと多くのビジネス解説書を見ます。
FabLABはそのモノ作りを支援する環境を提供する所です。一時、多く開設されましたが、今はひと段落しているように思います。
この2点に想う事は場所とノウハウの提供でしょうか。
車や、家、資産という形のあるものを手に入れる物欲の時代から現在は音楽やプログラムという形の無いものをきちんと対価を払って手に入れる時代に変わってきました。
モノ作りは自分の手で何かを作りたいと想う気持ちの自己実現の要求かと思います。
解説書、FABLABはその自己実現をアシストするものでしょう。
しかし、現実はそれらサービスツール以前にそれを始めてみたいという動機付けと一歩踏み込む勇気がいるように思います。
私の場合、何でも一度やってみるという気持ちが強く、とリあえずやってから自分に合うかどうかを見極めてますが、コスト、勇気と忍耐がいるものです。
特に、新しいアプリケーションを購入した時に一番悩む事は解説本が無い事です。CG海外アプリの場合、本当に日本語のマニュアルがなく、マニュアルが無い状態で手探りで憶える事が多いものです。殆どがオンラインマニュアルで紙ベース(PDFでも良いのですが)も無いので結構辛いものです。
新しい事をする際に本当に頼りになるのは仲間ですね。困っている事は大体同じです。
その前後関係はあるものの、解決した悩みを知る事は本当に時間を有効に使えます。
私の場合はネットで多くの時間を掛けて検索する苦労をしてきました。本当に今思えば無駄な時間を使ってしまったなと思います。
話は飛んでしまいましたが、自己実現の要求を満たす事が人間として大きな価値観を満たす事に繋がるように思います。そして他人の自己実現を手助けする事にそれをサポートする人間にも多くの喜びを提供します。マズローの第6の要求ですね。
では何が必要でしょうか。マニュアルやFABLABに足りない事は。
私は最初に一歩を導いてくれる支援かと思います。
ノウハウのスクールと言いましょうか。2,3回のスクールで良いと思います。
その一歩でつまずく人が本当に多いからです。
digital-tutorなどのオンラインチュートリアルなど多くのニーズがあろうかと思いますが、効率面を無視してでも対面で最初に一歩をサポートしたいです。
今の日本は空家が大きな問題になっています。
場所は探せばあるはずです。では誰が最初の一歩を始めるか。
私は不動産屋が地域活性化の為にも立ち上がるべきだと思います。
不動産屋が借り上げて自社でスクールを始めても良いでしょう。
講師はクリエイター、プログラマーの方々。自分達の力を発信したい人は大勢います。
誰もやらなければ自分が始めます。無ければ仕組みを作ります。
そんな不動産業を始めてみたいと思います。
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