ページ

2015年5月12日火曜日

スバルレボーグ、マツダアクセラ 日本の車作り

この10年程、欲しい車が見つからなかった。
そんなこんなで、約9年間今の車を乗り続けてしまった。
とか言っても本当は子供の教育費など経済的に苦しかったというのが本音であるけど。

私は結構慎重派で大きな買い物をする時はとことん調べなくては決断できない性格。
そんな自分が嫌になる時もあるが。しかし、今までの車は下取り価格であまり損をした事はなかったと思っている。

そんな私であるが、先日、車を衝動買いしてしまった。

車に求める価値観は10人十色であろう。私は高額商品としての資産性(質感、車としての車格)と「車」としてのポテンシャルの高さを基準に選んでいる。

若い頃は走りという側面で2シータの日産Z32に乗っていた。結婚してからは家族でキャンプがしたかったのでパジェロロング。2人の子供が幼稚園に行くようになってからは妻の送迎のしやすさでODDEYSEY。そのライフワークに合わせて車の趣向、目的が変わってきたように思う。

一時、プリウス始めハイブリッドが盛んな時期があった。(今もトレンドか?)
燃費、環境性など言われているが、失礼ながら私は何も関心を持てない。何故なら、中途半端だから・・・。日産リーフ、ステラのように電気なら電気自動車に徹すればいいのに。購入されたユーザーならば良くご存知かと思うがプリウスは高速道路走行の際、決っして燃費は良く無い。何故ならば高速時はエンジン走行するから。それも非力なエンジンなので何とも味っけない。市街地は確かにバッテリー兼用走行なので燃費は確かに良いかもしれない。しかし、走行距離が少ないのでメリットを何処くらい得られるであろうか。
それとこの手の車は故障したら何も手が出せない。車検も街の自動車工場ではエンジン自体には手が出せない。全てメーカーのブラックボックス(ECUを始め)化されているのがユーザーフレンドリーでは無い所だ。

私が本当に興味があったのはクリーンデイーゼル車。ベンツのBLUETEC、BMWクーパー、マツダなどが出している。それらの車はトルクの太さからの操縦感、軽油の経済性。車を操縦する楽しさを与えてくれる。昔のデイーゼルとは別物だ。


しかし今回、選んだのは「レボーグ1.6GT」。今まで17台程車を乗り換えてきたがスバル車は初めてである。あえて言うと今までスバルの水平対向エンジンに興味はあったものの、プアな内装から購買に至る事はなかったように思う。
しかし、レボーグには改めて「走る喜び」と「車の作り」のバランスの良さを感じた。
走りと車の作りは表裏一体であり、インテリアを切り離して言えばラリーの世界と欧州の競合他車とで鍛え上げられて来たもの作りの良さを感じる。

車に求める事は何?
日本の環境では必要とされる場面は少ないのかもしれないけど極限の環境での品質の高さかも知れない。ラリー競技はそんな世界だと思う。
トヨタは良く全てが80%の出来と言われるが、この年になると全てが80%よりも何かが120%を求めたくなる。そんな夢を与える1台かもしれない。

マツダのアクセラデーゼルも良い車だ。結構悩んだが決断できなかった。
多分些細な事だと思うが、車作りへの「拘り」、「思い」の伝わり方、過去の活動のバックボーンだったのかも知れない。頑張れ、マツダ!頑張れスバル!。全てのユーザーに好かれなくてもいいじゃないか。トンがったメーカーになろう。私は応援する。

良いものは良いと言える人生。それが幸せだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿