情報の非対称性、裁定取引
聞きなれない言葉だ。
業界にいる方なら判るだろうが、簡単に言えば以下のような意味だ。
情報の非対称性
商売を例にするならば、買い手と売り手のそれぞれの立場で、情報量が違う為に生じる商売の不合理性
よく例にだされるのは
①不動産。売り手は該当物件の全てを当然知っているが、買い手は情報を提示されるまで知りえない情報が沢山ある。
当然、買い手は弱い立場となる。
②生命保険
今度は生命保険会社がリスクヘッジする立場になるのだが、
生命保険契約は契約予定者の体調、健康状態など、知りえるすべは限られる。医者の診断書などの提示義務もあろうが、些細な病気、積極的な提示はまずしないであろう。免責期間が完了し告知内容義務違反に該当しない内容であれば支払義務が発生する。
裁定取引
更に聞きなれない言葉だが、証券会社業界でよく使われる。
簡単にいえば、金利差や価格差を利用し売買する事で利ザヤを稼ぐ取引。
たとえば、缶ジュースを考えてみたい。普段、都内自販機で買えば150円のペットボトルが山にいけば300円で販売されていても買う人はいるであろう。
需要と供給のバランスで価格は決まるので当然かと思う。
実はこれら2つを巧みに取り入れた商売をしている上場企業がある。
良く考えたもので何もしなくても利益が上がるビジネスである。
あえて、企業名は書かないがこれらは多くのビジネスに転用ができる。
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