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2016年10月14日金曜日

シンプルな生活を目指して

人生の岐路に立ったり、新しいビジネスを始めたりすると必ず自分との戦いが待っている。皆通る道かもしれないけど、その先にどんな展開があるのかは初めて訪問する人間にはわからない。その試練に勝とうとすればするほど、どんどん泥沼に入り込んでしまうように思う。シンプルに生きようと思う。そしてポジテイブに。
一生懸命前を向いていれば、いずれ嵐は過ぎていく事を信じたい。

2016年6月28日火曜日

自己実現の欲求

マズローですね。今の時代モノが有り余ってきている。ユニクロじゃないけど、低価格な事を最も全面に出すと、誰でも同じような服を着る時代になってしまう。最初のうちは安さ最優先で購入していたユーザー層も価格より他の人が同じ服を着ている事に不満を持つようになる。何が起こっているかというと個性の主張が自然と出初めているんだと思う。自分らしさ、大したPRができなくてもちょっとした事でいい。何か、自分らしさを欲しがっているんだ。大量消費の時代の中で、ちょっと高くても自分らしさを追求する人が増えている。昔だったら、面倒くさい事でも手間をかけてでも自分らしさを求める人があらわれてきた。昔だったら変わり者と言われるいるかもしれない。でも今の時代は個性を認める事とデザインとしての受容性の幅が広がってきたように思う。
fablab。まさに自分らしさを求める人の集まりかもしれない。外見だけでなく、自分のしたい生きがいを探す人達かもしれない。そんな人が大事なんだ。

fablabも都内や地方が主体だった。首都圏の周辺の都市こそOFFtime時の人口が一番多いはずなのになんで都心のベットタウンはそんな場が少ないのか。
そんな思いをしていたら新宿、東京駅から30分の浦和にFABLABが現れた。

何ができるかではなく、どうしていくか。これは経営者だけの問題ではなく、この地方都市に住む私達自身の問題だ。
http://fablaburawa.com

2016年2月26日金曜日

起業を志ざそう。

昨年会社を退職してから丸1年経ちます。会社を辞めた事には何ら後悔してませんが、起業というのは孤独との戦いだという事を痛感してます。
丁度去年の今頃、建築等のCGを通じてビジュアライゼーションの仕事を目指して起業しました。しかし、この始まりは自分が困り、必要だと始めた事であったけど、世の中の人には関心が薄いという事もやっと判ってきました。
自分が思っている事と多くの方が思っている事の違いがしっかりと理解できた事が1年目の成果です。それと同時に今の段階で方向転換する必要性に気が付かせてもらった事も幸せな事と思っております。一見するともう諦めるのかという見方もありますが、初心を諦める事とは少し違っていて、違う形でアプローチしたいと思っているだけです。大きな火傷をする前に自分自信を静観できる事が幸せな事かなと思えます。

1年という時間を掛けて得た事。それはその時は真剣に考えた事でも今思えば、ジャストアイデイアの一つだったという事が冷静に見える事ではないでしょうか。もっと奥にある本当にしたい本質の事が解かったように思います。
内容は自分自信、恥ずかしいのでここでは割愛します。

1年間、いろんな事がありました。苦い思いも。助けてもらった有り難みも。
自分で全て抱え込んで何も進まなかった事も。
今から思えば考え方の転換が何故できなかったんだろうと思う事ばかりです。

多分、同じような事で悩んでいる人が大勢いるように思います。
やりたい事がしっかりと描けているのに一歩踏み出せない人。既に一歩踏み出して独立している方も、孤独との戦いで悩んでいる人も大勢いるでしょう。

今思うと事業は何をするかではなく、どうするかのような気がします。
会社設立時には事業内容を定めた定款というものが必要になりますが、別に業種に縛られなくてもいいでしょう。本当にしたい事がしっかり見えた時に定款を変えればいい事だし。遠回りしてもいいじゃないですか、大きな夢を描きましょうよ。

私、まだまだ1年めの新人ですが、時間と共に多くのご縁がやってきます。
4畳半程度の事務所から始まり、これもご縁なのですが、今年、大きな事務所フロアを借りる事になりました。何かを始めるには何かを失う事を恐れては始まらないので決断をしました。
自分はCGを始める時、日本語のマニュアルも無く知人も無かったので全てネットで情報を集めた辛い思いがあります。
autodeskなどの大手が出しているMAYA、3DSmaxなどはマニュアル本や、専門学校などもありますが、サラリーマンには高くて手が出ません。自分の手で何かを作りたいと思っている人は大勢いいると思います。CGでは車でもアニメでも殆どの事が仮想現実化できます。しかし、殆どの方は最初の情報の無さに諦めてしまうのではと思います。このネット世界の現代で変な話ですが、これがリアルな世界です。
そんな思いをしてきたのでこの事務所フロアをもの作り(デジタル工房)の場にしたいと思っています。Fablab化は最終的な思いですが、機材を揃えるまでいろんな方々と協業したいと思います。

素敵な活用アイデアをお持ちの方がおりましたら、ご教授ください。
場所はさいたま市浦和駅から徒歩6分程度の場所です。



2016年2月19日金曜日

ピンチをチャンスに。身を守る為にはあえて修羅場をくぐろう。

ピンチとチャンス。
多くの場合、背中合わせでひっそりとやってくる。
ピンチの時にはそのピンチをどう切り抜けるかを考えているので、その裏に潜むチャンスを気付きにくい。ピンチの事象を切り抜けようと必死になるが、それはモグラ叩きのようにその場面、場面をクリアする事しかできない。いつでも、問題の根っこがあり、その根っこを解決しなければ本当の課題解決にはならない。真の課題解決ができた時、そこには新たな価値観を持った付加価値が生まれる事も多い。

チャンスも同じで宝くじのようにローリスク、ハイリターンのような棚ぼたなど奇跡に近い事だろう。多くの場合、極限まで努力した後に、それに賛同した方、成果から新たなチャンスが導きだされるものと思う。

この紙一重を手にできる人はどんな人なのか?
私は、普通の人ならば諦める場面でも諦めずもう一歩先に進んでいく方だと思う。
忍耐と熱意。当然、その事をしていく事を容認してくれる環境、家族、資産も必要だろう。そんな選ばれた人がチャンスを掴むのではないかと思う。

人は最悪な環境を生き抜けば行くほど強くなっていく。
その為には自分を信じる事、相反するが、他人の意見に傾聴しプラス部分をしっかりと吸収できる柔軟性が必要だろう。これは生まれ持った人もいるかもしれないが、努力によって伸びるスキルでもある。だから人生はいつどうなるのか判らない。それがロボットやITと違う面白さだ。

2016年2月5日金曜日

自己実現の欲求と不動産業の新たな模索

「モノつくり」「Design thinking」本屋に行くと多くのビジネス解説書を見ます。
FabLABはそのモノ作りを支援する環境を提供する所です。一時、多く開設されましたが、今はひと段落しているように思います。

この2点に想う事は場所とノウハウの提供でしょうか。
車や、家、資産という形のあるものを手に入れる物欲の時代から現在は音楽やプログラムという形の無いものをきちんと対価を払って手に入れる時代に変わってきました。

モノ作りは自分の手で何かを作りたいと想う気持ちの自己実現の要求かと思います。
解説書、FABLABはその自己実現をアシストするものでしょう。
しかし、現実はそれらサービスツール以前にそれを始めてみたいという動機付けと一歩踏み込む勇気がいるように思います。

私の場合、何でも一度やってみるという気持ちが強く、とリあえずやってから自分に合うかどうかを見極めてますが、コスト、勇気と忍耐がいるものです。
特に、新しいアプリケーションを購入した時に一番悩む事は解説本が無い事です。CG海外アプリの場合、本当に日本語のマニュアルがなく、マニュアルが無い状態で手探りで憶える事が多いものです。殆どがオンラインマニュアルで紙ベース(PDFでも良いのですが)も無いので結構辛いものです。

新しい事をする際に本当に頼りになるのは仲間ですね。困っている事は大体同じです。
その前後関係はあるものの、解決した悩みを知る事は本当に時間を有効に使えます。
私の場合はネットで多くの時間を掛けて検索する苦労をしてきました。本当に今思えば無駄な時間を使ってしまったなと思います。

話は飛んでしまいましたが、自己実現の要求を満たす事が人間として大きな価値観を満たす事に繋がるように思います。そして他人の自己実現を手助けする事にそれをサポートする人間にも多くの喜びを提供します。マズローの第6の要求ですね。

では何が必要でしょうか。マニュアルやFABLABに足りない事は。
私は最初に一歩を導いてくれる支援かと思います。
ノウハウのスクールと言いましょうか。2,3回のスクールで良いと思います。
その一歩でつまずく人が本当に多いからです。
digital-tutorなどのオンラインチュートリアルなど多くのニーズがあろうかと思いますが、効率面を無視してでも対面で最初に一歩をサポートしたいです。

今の日本は空家が大きな問題になっています。
場所は探せばあるはずです。では誰が最初の一歩を始めるか。
私は不動産屋が地域活性化の為にも立ち上がるべきだと思います。
不動産屋が借り上げて自社でスクールを始めても良いでしょう。
講師はクリエイター、プログラマーの方々。自分達の力を発信したい人は大勢います。

誰もやらなければ自分が始めます。無ければ仕組みを作ります。
そんな不動産業を始めてみたいと思います。


2016年1月30日土曜日

縦構造を横に貫く仕事

世の中、それぞれの専門分野がある。
企業内でも事業部、部署ごとに専門領域があり、縦構造となっている。
更に中小企業ではより顕著に専門領域に特化した職域がある。
明確なのは士業だろう。
士業は許認可が必要である反面、独占的な仕事を得ることができる。
これらの士業は殆どの業種で協会が存在し、相互協力するという建前の元に実際はその士業者を統括し、士業全体の規律を保とうとする。

さて、これからの時代従来からの専門領域はどうなるのであろうか。
課題があり、解決する為に専門家に頼る顧客となりえる方がたから見れば、士業は解決手段であり、その課題が多岐に渡れば複数の士業に別々に相談しなくてはならない。

又、問題点が明確であれば、具体的にどのような士業に相談すれば良いかは明らかになるが、実際には潜在的な課題を抱えている方も多く、顕在的な問題まで掘り出す事自体大きな体力を要する事も多いだろう。
更に、課題が明確になり専門家に相談しようと思ってもなかなか士業とのパイプがある方は少ない。昔であれば、ご近所の方に知り合いがいないか相談する事もできただろうが、近所付き合いも少なくなった現代、更には問題も複雑になっている世の中、近くの他人には簡単には相談できる事も限られているかと思う。

顧客の課題を噛み砕き、手段として士業を横刺しにできる仕事が必要ではないかと思う。
更には、クリエイターの仕事など、形無いものを作り出す仕事も単にアイデアやスケッチを作るだけでは無いので、弁護士、司法書士などとの連携を仲介する仕事も必要だと思う。

士業という職域を保持しようとする本質があるだけに簡単には踏み込めない課題であるが、本当に生き残りを掛けて課題を抱えているのはそれら士業、クリエイターの方がたでは無いかと思う。

課題を解決したい一般の方がた、生き残りを掛けて新たな顧客開拓をしたい士業を繋ぐビジネス。interaction designは相互作用から生まれる付加価値創出。
何か夢が見えてきた。


2016年1月28日木曜日

仕事に向き合う気持ち。人の本当の力を発揮させるには

人生、会社員のうちに何度、仕事を辞めようかと思う事があっただろうか。
私の場合、何十回会ったかもしれない。
只、何度も悩んだが、そこに踏みとどまった。
踏み止まる事がいいかどうかは別の問題として、その時は自分の置かれている立場を冷静に立ち返った事が多かった。
家族の事、職場での立場、その時々でそのウエイトは違かったが、踏み止まった理由の一つには何かに寄り添いしがみ付いていなくてはという思いがあったかと思う。

リストラ、倒産などでは自分の自由が奪われる。組合などはあっても実際は会社と個人の一対一の格闘になる。選択肢は限られ自分との戦いとなる事を考えれば、自分から将来設計を考え、自主退社する選択肢は幸せかもしれない。

ただ、殆どの人はその場に踏み止まる選択をする。
生活が大きく変わる事は大きな自己挑戦だ。仕事を変えるという事は大きな一大決心を必要とする事だろう。
そんな会社員人生を送っていたとしても仕事を辞める選択肢を積極的に選ぶ事がある。
仕事の内容には不満を抱いていても何とか対処できる。賃金も不満があっても今までと大きく変わらないので自分の中で整理ができる。
では何故、仕事を辞めようと決心するのであろうか。

私の場合は2つあった。
1つは会社に依存している生活で未来を描けなくなったから。
・自分が会社に残る事で後輩への影響は?職場、会社に対し、自分が存在する事で今後、貢献できるか。
・自分が残された会社員生活で夢を実現できるか。
・自分が新たな自己実現に向けて一歩踏み出したら夢を実現できる見込みどのくらいあるか。

これらの事は突如思う事ではなく、数年掛けて自問自答する事のように思う。
それがある日ある一定の境値を超え出すと確信に変わる。

2つ目は職場の人間関係
これが決定打だと思う。
50を過ぎると部下だった者が上司になる事も多い。
そしてそれはある日突然に起こる。
今まで普段のように仕事をしていても、自分の見えない所で何かが進んでいる。
普段なら、相談、説明があってその内容を理解して取り組むようにする旧部下であっても、課題が大きくなる程、本人には知らせず部長なり、役員と本人不在で人の人事を企てる。
結果だけ知らされ、NOと言えない状況を作り出しておいて本人からは言えない者はその者の上司を利用して説明させる。陰でコソコソと何かを企てる姑息な人間に自分の見方が突如変わってしまい人間関係は破壊する。

人が大きく人生を踏み越える時は大きなエネルギーが必要となる。
自分のやりがい、やりたい事も大きなエネルギーかも知れない。
しかし、人間の本能を呼び起こす本当の力は潜在的に自分を抑えていた気持ちを呼び起こた時に爆発的に発生する。
それが人と人との不和だと思う。

大切なコト程、お互いの意思疎通が大切だと思う。