不動産業を始めるにあたりどのような視点から自社店舗を探されているのでしょうか。
当然ですが、生まれた場所であり地元を知っている事も強みかと思います。
違った見方をすれば、何故東京に人が集中するのでしょうか?
当たり前の事ですが、ふと考えてみると異様さを感じます。
理屈から言えば仕事があるから。大学をはじめ、学校があるから。
何かしらの必要性がるから職場、教育施設の近くに住もうとするのではないでしょうか。
大学に関して言えば、都心から郊外へ移り変わった時期もありますが、今は再度都心に戻る動きがあるかと思います。
しかし、大学の動きに合わせて、不動産業社も簡単に動けるでしょうか。
大学周辺を顧客層にした不動産屋は独特のビジネスかと思います。
新入生から4年間のサイクルで毎年学生が回転していきますので仲介ビジネスにとっては魅力的な
顧客と言えるでしょう。1度客付けすれば入居時の仲介料、2年目の更新料。そしてさらに2年目には殆どの場合(浪人という選択もあるので)
退去見込みが立てられる。なかなかこんなに美味しい顧客のも少ないですよね。
話はそれましたが、不動産賃貸仲介ビジネスを考えた場合、ビジネスチャンスは人の入れ替えが盛んである事が商運を左右するものと考えます。
そして考えたいのは今は閑散としているエリアでも将来を織り込んだビジネス模索です。
例えに出して申し訳ないですが、
埼玉県に三郷という町があります。今はIkeaやララポート、隣町には越谷レイクタウン。誰の目にも人気エリアです。
しかし、20年前のこのエリアは本当に寂れた町でした。今は外環道もあり、常磐道にスムーズに入れますがその当時は道もなく苦労した思いがあります。
「開発」と言う一言に付きますが誰が20年前にこんなに開けた町になると想像していたでしょうか。
資本力であり、政治力による都市開発力かあと思います。
しかしビジネスベンチャーの方が20年前から将来を見て起業した方がどの位いたかが興味ある所です。
確かに都内は他県からの流入率と市場回転率という面では魅力あるエリアです。しかしそれだけ大手と中小の業者が密集しています。
レッドオーシャンからブルーオーシャンへの市場余地力の必要性を感じます。
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