この頃、地震、降雨からの土石流など、各地で自然災害が増えているように思います。
自然の力の大きさには人間の力の儚さを痛感します。
今まではその自然を人間の利益の為に開発してきました。
開発自体は人間が生きていく上で必要最小限では必要な事かと思います。しかし昔から言い伝えられて来た教訓は何かしらの必要性があり語りつがれて来た事であろうかと思います。守らなくてはならない事とのバランスが人間と自然が共存する上で今後重要になってくるかと思います。
さて、タイトルの件ですが、東北大震災以降思っている事があります。
震災を受けられた方の住まい。報道を見ると必ず、小中学校、公民館など公共施設で避難をしている姿を見ます。
川の氾濫予測など、短期的な事であれば一時的な避難であろうかと思いますが、東北大震災などでは仮設住宅などを新規に建設しその間は体育館での生活は厳しいのではないでしょうか。
ふと、考えると日本の住宅事情は15%弱が空家になっている事には何も触れてません。仮設住宅建設により建築業社などは仕事が増えるかと思いますが、大きな目でみると空家の活用を考えた方が設備面、安全性の両面でメリットがあるのではないでしょうか。多分、新築で仮設住宅を建てるよりもコストは大幅にダウンできるものかと思います。
行政面から見れば個別契約する煩わしさよりも一括して発注する方が簡単かもしれません。しかし、災害の大部分が県、市と言う行政単位レベルで災害が起こります。行政面でも従来から空家問題が浮き彫りになっており、市町村単位での空家状況は把握しているはずです。
行政に於ける空家の活用がこれからの災害時の対応には必要になろうかと考える次第です。
被災者の方がどうしたいかが一番大切な事になりますが、辛い思いをしている方々がどうしたら早く新しい生活を取り戻せるかを一緒に考えたいと思います。
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