仕事も3月末で年度末の業務に追われ、皆さん疲れているのではないでしょうか。
私は久々に雨の日曜なのでゆっくりと時間を過ごす事ができました。
さて、ぼんやりしていろいろと考える時間を持つと、普段当たり前の事に疑問を持つようになりました。
「デザイン」。良く使っている言葉ですが、本来の意味は?という事を考えだしてしまい。
素朴な疑問、そもそもデザインとは何?という事。
素直に、ネット上の辞書、
Wkipediaで『デザイン』について、調べてみると
『デザインとは、ある問題を解決するために、
思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて
表現することと解される。』
との事。その通りです。でも、美的などの意味で使われる人も多いのではないでしょうか。
それも、一つの答えでしょう。
でも、共通する事は使う人と調和する事ではないでしょうか。
でしゃばり過ぎるデザインでも駄目ですし、使い勝手が悪いデザインでも駄目。
手に「馴染む」という言葉がありますが、正にそんな存在なのではないでしょうか。
手に馴染むという言葉に関連して「アノニマスデザイン」という言葉があります。ご存じでしょうか。
中々説明が難しいのですが、人によって作られた「デザイン」とは別に多くの人々の生活
の中で時間の中で誰という事もなく、自然に洗練されて作られてきた物を指すようです。
例えば、野球のグローブ。化学に使うフラスコ。これって大小の変化はありますが、本質は変える事の出来ないデザインではないでしょうか。
本当に奥が深い内容ですが、問題を解決してという事を考えるとクリエーターだけがデザインを職業にしているのではなく、コンサルテイング、コーデイネータなどもデザインの仕事かと思います。
今度は、そんな視線で仕事のパートナーを見て見る事にします。