ポーター賞というものをご存じでしょうか。
私もつい最近知りました。
マーケッター関連分野の方ならば非常に興味ある内容なのでご案内します。
以下HP内の紹介より。
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ポーター賞は、独自性のある戦略によって競争に成功した日本企業や事業部に贈られます。
戦略の本質は他者と違うことをすることです。したがって、製品やプロセス、マネジメント手法におけるイノベーションを起こすことによって独自性のある価値を提供し、その業界におけるユニークな方法で競争することを意図的に選択した企業や事業を評価します。戦略とイノベーションにのみ注目している点が日本にある他の多くの賞との違いです。
概要
日本科学技術連盟がデミング賞を創設して50年が経った2001年に、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS)がポーター賞を創設しました。
http://www.porterprize.org/about/index.html
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何が興味あるかと言えば、独自の経営戦略はいろいろと見る機会がありますが、「成功した」と第3者が認めたビジネス戦略である事。そしてその戦略をマーケッターのプロが分析、解説している所です。これは価値があります。
interaction Design:身の回りの仕組み、環境は複雑化しているが、本質はシンプルである事が多い。 そんな誰もが思う潜在的な本質ニーズは何かを見つめ感動と快適な生活を創造したい。 私ができる事はちっぽけな事だが、多くの人の心に眠っている潜在ニーズを掘り起こすキッカケ作りができたならそんな素晴らしい事はない。
ページ
2014年4月27日日曜日
シェアビジネスの今後
「かつて車といえば、所有すること自体にステータスや安心感といったものを価値観とする文化だったと思う。でも最近は、所有することに必ずしもこだわらない人が増えている。高い駐車場代を払ったり、車検や保険料などの維持費を考えると『逆に無駄じゃない?』という発想かと思う。
そう言う私も所有する事に価値観を持っていた。
カーシェアリング。
俗にビッグスリーと呼ばれるカーシェアリングの大手3社(オリックス、タイムズプラス、カレコ)が拠点数や車両数を増やした結果、ユーザーの認知度が高まったということもあるが、所有から共有への動きが一般消費者の間に広まりつつある現象ともとらえられる。「1人で持つ」から「みんなで使う」――。そんな考え方をする人が増えているように思う。
節約志向やエコ意識の高まりなど理由はさまざまだが、持たずに消費する、すなわち「シェア消費」への関心は高まっている。
その流れを巧みにとらえて、近頃では高級ブランドバッグの会員制レンタルサービスなど、新たなシェアビジネスが誕生している。現に欧米でもそうした動きが顕著にある。
ビジネスを展開するに当たっては以下のように分類推察できるかと思う。
(1)製品をシェアするサービス(プロダクト=サービス・システム)
(2)モノのリサイクル・リユース(再分配市場)
(3)ライフスタイルのシェア(コラボ的ライフスタイル)
カーシェアリングや高級ブランド品の会員制レンタルなどは(1)に該当。ユーザーにしてみれば、「品物の代金を全額支払わなくていい」「維持費、修理費、保険料などが節約できる」の2つのメリットが得られる。
次に(2)に当てはまるのは、「ブックオフ」をはじめとした中古品ショップ。ネット上のオークションサイトや、いわゆる「物々交換サイト」もこの中に含まれる。不要になったものや飽きてしまったものを、必要とされていない場所から必要とされるところ(人)に配り直すというかたちのシェアである。
そして(3)については、時間、空間、技術(知識、ノウハウ)といった目に見えにくい資産の共有を促すサービスが該当する。シェアハウスやシェアオフィスなどが代表的だ。
つながりを求めるシェアハウス。
リサイクルショップが活況を呈しているのも、言ってみればすでに日本でシェア型の消費が浸透していることの現れ。
インターネット上にいくつもの物々交換サイトが開設されているのもそうだ。そこでは、ネットで知り合ったユーザー同士がいらなくなったものを交換し合っている。なかでも子育て中のママさんから絶大な支持を集めているのが『こそだてママ・マーケット』。サイズが小さくなった子供服を会員が出品し、獲得したポイントを用いて別の出品者の子供服と交換できるというサイトだ。
「サイズダウンした服を出品し、もう少し大きめの服と交換する」という使い方がなされている。
昨年アメリカで「スレッドアップ」という同様の子供服交換サイトが立ち上がったが、実はママ・マーケットの開設はそれより早い。06年からのスタートで、現在の会員数は約4万人だ。
一方で、シェアハウスも大都市圏を中心に人気が高まっていて、ここからもシェアマインドが芽生えていることが伺える。シェアハウスは、友人同士などが集まってセルフリスクで生活するDIY(Do It Yourself)型と、不動産会社などが間に入っての事業体介在型との2つに大きく分けられる。昨今のシェアハウス人気のけん引役となっているのは明らかに事業体介在型のほうで、個室でプライバシーが守られる一方、リビングや台所は入居者同士で使い、交流を深める場になっている。しかも不動産業者が物件全体の運営・管理をしてくれるため、トラブルが少ない。
国内最大級を誇るシェア住居(事業体介在型)専門の検索サイト「ひつじ不動産」に登録されている物件数は、2005年の時点では100件にも満たなかったが、その3年後には300件を突破。昨年は700件以上となり、今年中に1000件を超えると見込まれている。
シェアハウスに入居するコアなユーザーは、20代後半から30代の単身社会人。昨今のシェアハウス人気の高まりは、実は晩婚化の流れと少なからず関係しているようだ。従来のワンルームマンションでは得られない、「人とのつながり」を求めての入居希望者が多くを占めていると聞く。シェアハウスでは、居住者同士が一緒に料理を作ったり食事をする光景が当たり前にある。同じ居住空間、時間を共有することで得られるコミュニケーションがシェアハウスの魅力なのかも知れない。
シェアで消費が増える?
シェアビジネスの拡大によって「消費するモノの数が減れば、国内の経済は停滞するのではないか」と心配される向きもあるかもしれない。つまり、カーシェアリングやレンタカーの普及に伴い、自動車の販売台数が仮に大幅に減少するような状況が続けば、結果として国内のマーケットは縮小するのではという意見である。
しかし、一概にそうとは言い切れないはずだ。たとえば、自家用車の所有をやめてカーシェアリングやレンタカーを利用するようになったユーザーは、その分浮いたお金を自分の趣味など、別ジャンルの消費に回すことが十分に考えられる。あるいは、共有(共同利用、レンタル)できるものについては共有し、「自分にとって本当に必要なもの」や「共有に適さないもの(旅行や自宅のエアコン等)」については従来よりもお金をかける、といったメリハリのある消費が進む可能性もある。そう考えるとシェアビジネスの台頭は、停滞した消費活動を回復させる、一つのきっかけになるとさえ思えてこないだろうか。
では今後、中小企業が新たなシェアビジネスを仕掛けるにあたって何がポイントになるか。一つ言えることは、インターネットの活用はシェアビジネスを展開するうえでの大きな武器になり得るということだ。そもそも今日、シェアビジネスが盛んになってきたのは、これまで結び付かなかった人々のニーズがインターネットの普及によって簡単につながるようになったからでもある。複数ユーザーの“共感”を集めなくてはシェアビジネスは成り立たない。その媒介役としてインターネットは威力を発揮する。
いずれにせよ、これまでのような“所有欲”を駆り立てる事業のあり方では、もはや現代の消費者を振り向かせられなくなってきている。シェア(共有)という概念を通じて新たな価値観を提供していくことが、今後ますます重要視されてくるだろう。
ビジネスとの融合点を見出す際に重要となってくるのが顧客価値創出のサポーターとしての立ち位置だと思う。
利益優先では顧客メリットは低減する。
プロとしてのナレッジ。顧客のオリジナル性との接点をどう見出すか。
もう一つ言える事はネット社会ではどこからでも知りたい情報は得られるという事。
パワーユーザーがいる。
リアルと仮想社会。リアルナレッジとネットナレッジ。この「仲介」する業者が必要なのかも知れない。
そう言う私も所有する事に価値観を持っていた。
カーシェアリング。
俗にビッグスリーと呼ばれるカーシェアリングの大手3社(オリックス、タイムズプラス、カレコ)が拠点数や車両数を増やした結果、ユーザーの認知度が高まったということもあるが、所有から共有への動きが一般消費者の間に広まりつつある現象ともとらえられる。「1人で持つ」から「みんなで使う」――。そんな考え方をする人が増えているように思う。
節約志向やエコ意識の高まりなど理由はさまざまだが、持たずに消費する、すなわち「シェア消費」への関心は高まっている。
その流れを巧みにとらえて、近頃では高級ブランドバッグの会員制レンタルサービスなど、新たなシェアビジネスが誕生している。現に欧米でもそうした動きが顕著にある。
ビジネスを展開するに当たっては以下のように分類推察できるかと思う。
(1)製品をシェアするサービス(プロダクト=サービス・システム)
(2)モノのリサイクル・リユース(再分配市場)
(3)ライフスタイルのシェア(コラボ的ライフスタイル)
カーシェアリングや高級ブランド品の会員制レンタルなどは(1)に該当。ユーザーにしてみれば、「品物の代金を全額支払わなくていい」「維持費、修理費、保険料などが節約できる」の2つのメリットが得られる。
次に(2)に当てはまるのは、「ブックオフ」をはじめとした中古品ショップ。ネット上のオークションサイトや、いわゆる「物々交換サイト」もこの中に含まれる。不要になったものや飽きてしまったものを、必要とされていない場所から必要とされるところ(人)に配り直すというかたちのシェアである。
そして(3)については、時間、空間、技術(知識、ノウハウ)といった目に見えにくい資産の共有を促すサービスが該当する。シェアハウスやシェアオフィスなどが代表的だ。
つながりを求めるシェアハウス。
リサイクルショップが活況を呈しているのも、言ってみればすでに日本でシェア型の消費が浸透していることの現れ。
インターネット上にいくつもの物々交換サイトが開設されているのもそうだ。そこでは、ネットで知り合ったユーザー同士がいらなくなったものを交換し合っている。なかでも子育て中のママさんから絶大な支持を集めているのが『こそだてママ・マーケット』。サイズが小さくなった子供服を会員が出品し、獲得したポイントを用いて別の出品者の子供服と交換できるというサイトだ。
「サイズダウンした服を出品し、もう少し大きめの服と交換する」という使い方がなされている。
昨年アメリカで「スレッドアップ」という同様の子供服交換サイトが立ち上がったが、実はママ・マーケットの開設はそれより早い。06年からのスタートで、現在の会員数は約4万人だ。
一方で、シェアハウスも大都市圏を中心に人気が高まっていて、ここからもシェアマインドが芽生えていることが伺える。シェアハウスは、友人同士などが集まってセルフリスクで生活するDIY(Do It Yourself)型と、不動産会社などが間に入っての事業体介在型との2つに大きく分けられる。昨今のシェアハウス人気のけん引役となっているのは明らかに事業体介在型のほうで、個室でプライバシーが守られる一方、リビングや台所は入居者同士で使い、交流を深める場になっている。しかも不動産業者が物件全体の運営・管理をしてくれるため、トラブルが少ない。
国内最大級を誇るシェア住居(事業体介在型)専門の検索サイト「ひつじ不動産」に登録されている物件数は、2005年の時点では100件にも満たなかったが、その3年後には300件を突破。昨年は700件以上となり、今年中に1000件を超えると見込まれている。
シェアハウスに入居するコアなユーザーは、20代後半から30代の単身社会人。昨今のシェアハウス人気の高まりは、実は晩婚化の流れと少なからず関係しているようだ。従来のワンルームマンションでは得られない、「人とのつながり」を求めての入居希望者が多くを占めていると聞く。シェアハウスでは、居住者同士が一緒に料理を作ったり食事をする光景が当たり前にある。同じ居住空間、時間を共有することで得られるコミュニケーションがシェアハウスの魅力なのかも知れない。
シェアで消費が増える?
シェアビジネスの拡大によって「消費するモノの数が減れば、国内の経済は停滞するのではないか」と心配される向きもあるかもしれない。つまり、カーシェアリングやレンタカーの普及に伴い、自動車の販売台数が仮に大幅に減少するような状況が続けば、結果として国内のマーケットは縮小するのではという意見である。
しかし、一概にそうとは言い切れないはずだ。たとえば、自家用車の所有をやめてカーシェアリングやレンタカーを利用するようになったユーザーは、その分浮いたお金を自分の趣味など、別ジャンルの消費に回すことが十分に考えられる。あるいは、共有(共同利用、レンタル)できるものについては共有し、「自分にとって本当に必要なもの」や「共有に適さないもの(旅行や自宅のエアコン等)」については従来よりもお金をかける、といったメリハリのある消費が進む可能性もある。そう考えるとシェアビジネスの台頭は、停滞した消費活動を回復させる、一つのきっかけになるとさえ思えてこないだろうか。
では今後、中小企業が新たなシェアビジネスを仕掛けるにあたって何がポイントになるか。一つ言えることは、インターネットの活用はシェアビジネスを展開するうえでの大きな武器になり得るということだ。そもそも今日、シェアビジネスが盛んになってきたのは、これまで結び付かなかった人々のニーズがインターネットの普及によって簡単につながるようになったからでもある。複数ユーザーの“共感”を集めなくてはシェアビジネスは成り立たない。その媒介役としてインターネットは威力を発揮する。
いずれにせよ、これまでのような“所有欲”を駆り立てる事業のあり方では、もはや現代の消費者を振り向かせられなくなってきている。シェア(共有)という概念を通じて新たな価値観を提供していくことが、今後ますます重要視されてくるだろう。
ビジネスとの融合点を見出す際に重要となってくるのが顧客価値創出のサポーターとしての立ち位置だと思う。
利益優先では顧客メリットは低減する。
プロとしてのナレッジ。顧客のオリジナル性との接点をどう見出すか。
もう一つ言える事はネット社会ではどこからでも知りたい情報は得られるという事。
パワーユーザーがいる。
リアルと仮想社会。リアルナレッジとネットナレッジ。この「仲介」する業者が必要なのかも知れない。
2014年4月9日水曜日
Google glassの可能性
話題に事欠かないGoogle glassですが、実際にどんな実用場面があるか?
本当に実使用に耐える製品なのかまだまだ未知の部分があります。
apple社ではもう少し、具体的な用途(アプリケーション)に落とし込んでから一般市場に市販を開始するのでしょうか。この辺が一般のメーカーとは違う所ですよね。きちんと裾野を馴らしてから市場の需要を掘り起こす。これがビジネスを成功させる鍵ではないかと思っています。
さて、いろいろな活用を各種HPで紹介されていますが、私の一押しを紹介します。
ヨットレース自体も迫力ありますが、このナビゲーションの使い方は現実の世界です。
大型ヨットレース艇ではBigメーターという液晶パネルをマスト付け根に上下3連から4連配置しますが、1パネルで20万程度。結構ペイしてしまう世界かもしれませんね。
皆さん、想像できますか。
本当に実使用に耐える製品なのかまだまだ未知の部分があります。
apple社ではもう少し、具体的な用途(アプリケーション)に落とし込んでから一般市場に市販を開始するのでしょうか。この辺が一般のメーカーとは違う所ですよね。きちんと裾野を馴らしてから市場の需要を掘り起こす。これがビジネスを成功させる鍵ではないかと思っています。
さて、いろいろな活用を各種HPで紹介されていますが、私の一押しを紹介します。
ヨットレース自体も迫力ありますが、このナビゲーションの使い方は現実の世界です。
大型ヨットレース艇ではBigメーターという液晶パネルをマスト付け根に上下3連から4連配置しますが、1パネルで20万程度。結構ペイしてしまう世界かもしれませんね。
皆さん、想像できますか。
照明シュミレーションアプリケーション「DIALux」
インテリアデザインをしているとどうしても照明に凝ってしまします。
3DCGのMODOでも照明の疑似作成はできますが、実際の照明機器をベースに照度分布の
シミュレーションまではできません。(できるかも知れませんが、私はできませんので)
そこは餅は餅屋でやはり専用のアプリが欲しい所です。
世の中お金次第でなんでも出来ますが、まずは勉強したい方にお勧めなのがこれです。
「DIALux」ドイツのDAIAL社のフリーソフトで照明シュミレーションに特化したアプリケーションです。さらに日本語もサポートしています。照明機器はパナソニック、遠藤照明、大光電機などの設計データもサポートしているのでとても役たちます。
中古不動産でリノベーションが流行っていますが、住まいの質を左右するアイテムが照明ではないでしょうか。リノベコンサル営業の方、この機会に勉強してみませんか。
http://www.dial.de/DIAL/en/dialux-international-download.html
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