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2015年3月14日土曜日

人生の節目 大きなチャンスは最大のピンチに隠れてやってくる。目を覚まそう。

人生の大きな節目は突然やって来るものだ。
私も52歳を迎え、80歳になる父親の面倒を見ようと、27年間働いた会社を辞めて自立する事を決めた。しかし、その直後、親父が他界。仕事を亡くし、親を亡くし、約2ヶ月間絶望感で一杯となった。ぼーとしている期間が過ぎ、ある記事から「大きなチャンスは大きなピンチに隠れてやってくる。」という記事を読んだ。そして、そのチャンスは何も意識してないとそのまま素通りしていくらしい。
例えが良くないかもしれないが、結婚も同じらしい。人生には3度自分にとって必要とする相手と出会えるのだと。1度目は自分の歳が若く、どんなに必要とする人であっても、決心がつかず離れて行ってしまうらしい。2度目の人とは自分が成熟しており相手を惹き付ける力を持っていたならば一緒になれるのだと。3度目の出会いはどんなに必要な相手であっても自己の環境などの制約によって一緒になれる事が少ないようだ。場合によっては不倫という事も起こりえるのだと。
答えとしてはやはり大きなチャンスは1度あり、しっかりと捉える事ができるかどうかは自分の力次第なのだと。そして話は戻るが、大きなチャンスも大きなピンチを乗り越える力がなければ、ピンチで圧し潰されるだけの人生になってしまうのであろう。

私の今回の出来事は今まで甘かった自分を見つめ直せという親父の教えだったのかも知れない。自分で考え、行動しなければ何も進まない事を身にしみて感じる事ができた。
もっともっと苦労している人はいるかも知れないが今の自分にとっては人生で一番のドン底。しかし、それが故に細かな事で動揺しなくなれた。
そしてもう一つはこんな時の人との出会い。人の気持ちのありがたさが痛い程、解るようになった。そして人間らしさを持って接してもらえる人かどうかを見る事もできるようになった。

何でもない時の不幸と自分が困り果てた時の不幸。どちらも無い方が良いが、私は大きな試練が何度も押し寄せてこれでもかと言わんばかりの大波に揉まれた事に今は感謝する。

時間は無情にも過ぎていく。もう3ヶ月が過ぎた。過去に縛られてばかりいられない。着実に自分の足で一歩一歩進む事を考えてここまでこれた。3月20日、法人を設立できる目処が立った事にお力を頂いた方々に感謝をしたい。

親父にも自分の体を這って教えてくれた事に「ありがとう」と言いたい。

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