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2014年5月20日火曜日

イノベーション、デザインシンキング

革命的開発という意味で使われる事が多いイノベーション(innovation)。本当の意味を調べると物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)となっている事に気つきます。
それとデザイン(design)こちらも美的な形状を評価する言葉として使われる事が多いのではないでしょうか。こちらも、単に形状を示すのではなく使い勝手の向上を思考するプロセスなども含んだ言葉だと言う事を再確認されます。
どちらも共通する事は現状に対して創意工夫する事が関わっているように思います。
現代のイノベーションとしてWeb技術の普及が挙げられますが、web自体も以前は電話回線などのインフラを利用して考えられてきた通信手段で技術的には広域通信帯の確保などと同時にIPネットワーク技術などに支えられてきたと思いますが突然湧いて出てきた技術ではありません。
古い人ならば、モデム端末を利用したネットワーク環境を利用していた人もいるのではないでしょうか。(その頃は56KBPSなどで今では信じられないような低速回線です)netscapeなどでwebサーフインをした記憶はないでしょうか。
IT技術以前のイノベーションとしてトランジスタの開発から始まりIC,LSI,CPU,ネットワーク構築技術。製品で言えばトランジスタラジオ、ブラウン管テレビ、マイコン(TK85から始まりますよね。)、スマートフォン(小型化技術)それぞれ時代と共に移り変わってきたしかるべき製品ではないでしょうか。
その昔を辿れば、ロウソクから電球。活版印刷からプリンタ。
順番に辿ればそれなりの時間を要して現代に移ってきた技術は沢山見る事ができます。
さて、これから先のイノベーションはどうか。これが一番気になる所です。
例えばスティーブ・ジョブズは生前、「21世紀の最大のイノベーションは、生物学とテクノロジーが交差するところで起こる。新しい時代の始まりだ」と語っていた。これはウエラブルを差すと言われています。その他予言する人は多数います。
どんな方向に進むのか?人ごとではなく、しっかりとビジネスチャンスとして考えていきたいと思います。